手間がかかり、ハードルが高いイメージのある盆栽ですが、「小品(しょうひん)盆栽」と呼ばれるミニ盆栽ならそれほど場所もとらず、インテリアに合わせる楽しみも。
桜・松・梅・もみじ・苔など植えられる植物はさまざまですが、今回は鉢物や苔玉などの種類別にまとめました。おしゃれでかわいいミニ盆栽を部屋に飾って、長年育てる喜びを感じてみませんか。










ミニ盆栽もサイズ感や飾り方は千差万別!
一般的に、女性の手のひらに収まるくらいのサイズがミニ盆栽といわれていますが、その中でも大小さまざまなサイズがあります。
こんなに小さいサイズの盆栽も!
下に皿を置くか置かないかでも印象が変わってきます。
このように盆栽でも単純にグリーンを楽しむものから花や実をつけるもの、紅葉を楽しめるものまでさまざまです。季節によって違う表情が楽しめるのも、四季がはっきりしている日本ならでは。盆栽は定期的に植え替えが必要なので、その時期の表情に合わせた鉢に変えるのも楽しいですね。
比較的小さめのミニ盆栽
りりしい松。盆栽妙 枝ぶりの良い五葉松の盆栽 丸和鉢仕立て

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玄関に飾りましたが、小ぶりながら風格もあり上品な感じで
とても、良かったです。出典元:楽天市場
白い花がかわいい♪盆栽妙 長寿梅 白花 信楽鉢

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家でお花見ができちゃう?翠松園 撰 旭山桜

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家の中で紅葉が楽しめる。山もみじミニ盆栽

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モダンな鉢がおしゃれ。黒松モダンミニ盆栽 ベリー&紅白飾り付き 選べる3色鉢

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やや大きめのミニ盆栽
小さな庭園。伊勢盆栽 五葉松(鞍馬型)寄せ植え

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紅葉が年に2回!伊勢盆栽 出猩々モミジ寄せ植え

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動物モチーフの鉢を使ったミニ盆栽
かわいい亀の背中に苔♪TENOHIRA BONSAI+(てのひらぼんさいプラス)亀盆栽

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自分の鑑賞用に購入しました。
写真どおり 青々と苔が茂っていて
亀が可愛くて良いです。出典元:楽天市場
まるでペットみたい♪能作×品品 景色盆栽 はりねずみ「親」

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無機質な部屋のなかにちょっとしたアクセントになってとても良いです。毎日の水やり(霧吹き)が楽しみです。出典元:楽天市場
苔玉のミニ盆栽
苔玉ってそもそも何?
苔玉(こけだま)とは、鉢の代わりに植物の根を土で包み、周りに苔を張り付けたもの。園芸の歴史の中では新しいかたちです。根洗いという盆栽の手法を応用したものですが、作り方はいろいろ存在し、自作する人もいます。ただ苔玉に向いている植物と向いていない植物があるので、選ぶのには注意が必要です。
雄々しい松の苔玉。遊恵盆栽 苔玉 五葉松(受け皿付)

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メルヘンの木♪苔玉ソフォラ(受け皿付)信楽焼き手作り水盤

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ミニ盆栽・苔玉の育て方について
ミニ盆栽の育て方
盆栽は基本的に屋外で育てる
一番基本となるのは「屋外で育てること」です。「えっ?インテリアとして楽しめるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、部屋の中で鑑賞したい場合でも、2~3日を限度とし、また庭やベランダなどの屋外に戻してあげてください。
盆栽が育つうえで一番重要なのが「風通しのよい場所に置く」ということ。蒸れは盆栽にとって大敵です。エアコンや室外機などが直接当たる場所も乾燥してしまうので避けましょう。また日光を浴びさせるのも大切なポイント。ただし夏場の直射日光が当たる場所や、冬場に氷点下になる場所はNGです。
盆栽の水やりで注意したいポイント
水やりに関してよく言われるのが「夏は朝晩2回、春・秋は1日1回、冬は2~3日に1回」というものです。要するに「夏は多く冬は少なく」が基本ですが、種類や地域・場所によって、また鉢か苔玉かによっても変わってきます。
せっかくの盆栽、長く育てていきたいですよね。木や苔の種類を把握し、その盆栽に合った育て方をするにはガイドブックを参照するのをおすすめします。
盆栽初心者に。小さな盆栽づくり はじめて育てるおしゃれに飾る!

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大変参考になります。特に初心者向けに書かれている点はありがたいと思います。出典元:楽天市場
苔玉専門のガイドブック。苔玉と苔 育て方ノート

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コケとコケ玉がよくわかる本です。育て方ノートとして最適な内容の構成です。出典元:楽天市場
マン盆栽で遊んでみよう
マン盆栽とは、ミニチュアフィギュアなどで盆栽をデコレーションすることで、ジオラマや箱庭のようなドラマ性のある風景を作りだすものです。マンボミュージシャンのパラダイス山元が家元で、「マンボ+盆栽」を語源としています。そのフォトジェニックな見た目から、インスタグラムなどでも人気のあるジャンルです。
本格的な盆栽家には眉をひそめられるかもしれませんが、見るからに楽しんでいる様子が伝わってきますね。趣味の世界は楽しんだもの勝ちです。食玩やガチャガチャのフィギュアを使ってもいいし、プライザーなどの人形を使ってみるとより本格的で楽しめるのではないでしょうか。「面白そう!」と思った方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
また普通の盆栽よりは少しお手入れの楽な、サボテン・多肉植物やエアプランツなども紹介しています。盆栽として植えることもできますので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。