文房具に興味を持ったのは小学生時代。ギミック満載の筆箱やロケット鉛筆などなど、まわりの同級生にまじって僕もお熱をあげていました。
中学・高校時代はドクターグリップのシャープペンにはまり、オレンジ色のスケルトンボディタイプを愛用していました。そういえば、中学一年のときに買ったドジャース野茂英雄の下敷き。なぜかこれを中高6年間ずっと使っていたことをいま思い出しました。なぜそこまで気に入っていたのか不思議でなりません。
大学時代は試験以外でペンを使った記憶がない、ダメ学生でありました。
社会人になった僕は、パソコンを使うばかり。たまに使うペンといったら、会社備品の3色ボールペン。筆記具のことなんて考えることもなく、日々は過ぎていくのでした。
そんなとき「ビジネスマネージャー検定試験」なるものを受験することに。加齢とお酒のせいで、ずいぶんと収縮してしまった脳をフル回転させてなんとか合格。せっかく頑張ったんだから、これからは立派なビジネスマンに俺はなる!と鼻息あらく買ったのが、LAMYの多機能ペン「L401」でございました。
お気に入りが見つかると、それに合わせるグッドな仲間たちも欲しくなってしまう性分でございまして、あれやこれやと物色する日々に没入していくのです。
というわけで、2018年2月現在、僕のペンケースにおさまっている文房具たちをご紹介したいと思います。
写真左から、
・定規:ライオン ステンレス定規 10cm
・シャープペン:トンボ鉛筆 ZOOM 707
・ボールペン:ラミー L401
・カッター:NTカッター AD-2P
ライオン事務器のステンレス定規は、10cmという小さいペンケースに入れるのにグッドな長さ。ちなみにライオン事務器の創業はなんと1792年です。江戸時代中期から続いてるって単純にすごいですよね。
トンボ鉛筆のZOOM 707は、1987年に発売されたシャープペン。レッド・ドット・デザイン賞など3つの賞を受賞しています。こんな細いボディでも意外と使いやすいんです。小さいペンケースでも入るシャープペンを探している方にもおすすめです。
ボールペンはラミーL401です。黒・赤・青・緑の4色ボールペン。芯はジェットストリームに取り替えています。書きやすさはラミーよりジェットストリームの方が個人的に好き。
NTカッターAD-2Pは、刃の角度が深いので細かい作業をやるときにとても便利。ステンレスケースなので力を込めて切るときでも安心感があります。
以上、この4つのアイテムが現在の一軍選手。ステンレスとブラックに統一することで、シャープでクールな印象を演出しているところに注目してあげてください。もちろん、ワンポイントはシャープペンとカッターの赤い球。これはもうオシャレという言葉しか見つからないトータルコーディネートですよね。
このように、自分の思うがまま自由に楽しめるのが文具のいいところ。次は実直で職人気質な感じのラインアップでも作ってみようかな。
はい、そうです。立派なビジネスマンになる目標なんて、とうに忘れております。
※カッターナイフを持ち運ぶことは銃刀法違反になる恐れがあるのでご注意ください!
写真撮影:ハマ