いま男子中高校生の間でシャープペンが空前のブームになっているのをご存じですか?それも1000円以上の高機能シャーペンが品切れになるほど人気なのだとか。芯が回転して先がとがり続けるクルトガなど機能面に優れたものや、海外有名ブランドの製図用など高級シャープペンもよく買われているそう。
高級・高機能なシャープペンシルは書きやすさや使い勝手が全く違います。筆記時のストレスが少なくなればそれだけ文章を書く際の効率も上がりますよね。
今回は3000円以下で手に入る、おしゃれでかっこいい大人向けのシャープペンをまとめました。こだわりの1本を持つことによって得られる喜びを感じてみませんか。
すべて見る三菱鉛筆 シャープペン クルトガ ローレットモデル ガンメタリック
トンボ鉛筆 シャープペン ZOOM 707 SH-ZS1
トンボ鉛筆 シャープペン ZOOM 505shA SH-2000CZ
ROTRING(ロットリング)メカニカルペンシル 600
LAMY(ラミー)SAFALI(サファリ)シャープペンシル
PARKER(パーカー)Jotter(ジョッター)コアライン
CARAN d'ACHE(カランダッシュ)849 クラシックライン メカニカルペンシル
RHODIA(ロディア)scRipt(スクリプト)メカニカルペンシル cf9298 cf9291
FABER-CASTELL(ファーバーカステル)Grip2011 131253 131287
更新情報
- 2024/5/28 2024年版ラインアップに更新
シャープペンシルは和製英語?
結論から言うと「シャープペンシル」は和製英語のうえ、英語圏ではそもそもあまりシャープペン自体が使われないため、通じません。英語に訳すと「mechaniacal pencil」「lead pencil」などとなりますが、日常では単に「pencil」と呼ぶ人が多いようです。近年では「シャープペンシル」という言葉を知っている海外の方も増えてきているようですが、通じないと思っておいた方がいいでしょう。
日本メーカー製で3000円以下のシャープペン
永遠の男子の憧れ。ぺんてる シャープペン スマッシュ
出典元:amazon.co.jp
『ぺんてる』のロングセラーシャープペン『スマッシュ』。1986年に発売されてから30年以上経つにも関わらず、文房具店では今なお品薄状態というシャープペンです。芯をつかんで送り出すチャック部分が金属なため、強く書いても芯が引っこまないというプロ仕様。口金とグリップが一体化しているため耐久性の高い作りになっています。クセになる押し心地のノックボタンもスマッシュを象徴する特徴のひとつ。真鍮製のグリップに付いている立体的なラバーリブがすべり止めとなり、快適な書き味を実現します。当時も今も「神シャープ」として少年たちの憧れの対象になっている高機能シャープペンです。
筆箱にこれを必ず1本入れています。間違いない1本ですね。
出典元:amazon
高機能シャープの先駆け。三菱鉛筆 シャープペン クルトガ ローレットモデル ガンメタリック
出典元:amazon.co.jp
『三菱鉛筆』が2008年3月に発売した『クルトガ』。字を書くたびに芯が「クルッと」回転し「トガッた」芯をキープしつづける「クルトガエンジン」を搭載し、常に一定の細さ・濃さで書きつづけることができる夢のようなアイテムとして「幻のシャープペン」と言われるほどの人気を博したモデルです。このローレットモデルはスタンダードモデルと違い、細めのグリップにアルミのローレット加工を施してグリップ感と高級感を向上させています。また低重心設計により安定した書き心地を実現。文具史に残るとさえ言われる、画期的な高機能シャープペンです。
適度な重さと持ちやすさのため常用してます。暫くはこれだけで良いかなと思っています。
出典元:amazon
極細スレンダーモデル。トンボ鉛筆 シャープペン ZOOM 707 SH-ZS1
出典元:amazon.co.jp
『トンボ鉛筆』の『ZOOM 707』。1987年に発売されたのち「レッド・ドット・デザイン賞」「デザインプラス賞」「バーデンヴュルテンベルグ州国際デザイン賞」を次々と受賞するなど、世界的にも評価されているシャープペンです。使いやすさを維持しながらどこまで細くなれるのかをコンセプトとした、約4㎜の極細ボディが最大の特徴。グリップ部にはラバーを用い、絶妙なウェイトバランスで心地よい書き味を生みだします。ノック部の伸縮ラバーやクリップに付いているボールなど、機能美と呼ぶにふさわしいデザインが魅力のシャープペンです。
超細いので書き難いかと思いきや、細くても予想外に書きやすかった。
出典元:amazon
不朽のロングセラー。トンボ鉛筆 シャープペン ZOOM 505shA SH-2000CZ
出典元:amazon.co.jp
同じくトンボ鉛筆のシャープペンです。こちらはZOOMシリーズの第1弾として1986年に発売されたフラッグシップモデルで、高級感のあるアルミとラバーを使った極太のフォルムが特長。滑らずに安心地ををキープできるラバーグリップや、後ろにはめたままでもノックできるキャップなどこだわりの機能面に加え、低重心設計が筆記時の安定感をもたらします。カラーバリエーションはシルバー・アズールブルー・レッドなど5色がラインアップ。シンプルながら高級感あふれる、美しさと使いやすさが融合したシャープペンです。
シャープペンは落とすと壊れ易いのでキャップ付きのものを買ってみた所、高級感があり書きやすさもあり、気に入りました!
出典元:楽天市場
海外で絶大な人気。ZEBRA(ゼブラ)M-701 シャープペン
出典元:amazon.co.jp
ZEBRA(ゼブラ)が海外向けに生産しているスチール製ボディペンシリーズ『STEELライン』のフラッグシップモデル『701』。日本では未発売ながら、EDC(Every Day Carry=毎日持ち歩くこだわりの身の回り品)として絶大な人気を誇るシャープペンです。ペン先から軸、クリップまで全てステンレス製で、シンプルな美しさを醸し出しています。芯は0.7mmで、製図用にも使えるしっかりした太さ。ノック音が静かなのもポイントです。グリップにはローレット加工を施し、機能性とデザイン製を両立しています。ヘビーデューティーかつエレガントな雰囲気を持ち、程よい太さと重量感で安定した書き心地を楽しめるシャープペンです。
とてもシンプルなシャープペンで使いやすいです。ノック音が静かで、持つ部分がギザギザになっているので滑らないところも気に入りました。F-0.7芯が使えるので安心です。日本で発売されていないのが残念です。
出典元:amazon
海外ブランド製で3000円以下のシャープペン
フルメタルボディの安定感。ROTRING(ロットリング)メカニカルペンシル 600
出典元:amazon.co.jp
1928年に誕生したドイツの『ROTRING(ロットリング)』は、製図ペンで有名な老舗ブランド。世界中の設計士やデザイナーが製図ペンのことを「ロットリング」と呼ぶことがあるくらい、認知度が高いブランドです。『600シリーズ』は1980年代に生まれた、ブランドのアイコンとなったシリーズ。高重心でバランスのとれた重量感があり、高級感溢れるオールメタルボディが安定感のある書き心地をもたらします。グリップ部分には滑り止めのローレット処理、ノック式のキャップには芯の太さを表示する小窓付きで、製図に対応。キャップ内には消しゴムも付いています。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色で、サイズは0.35~2.0mmのMサイズ。ロットリングの代表的なプロダクトとして愛され続けるシャープペンです。
重量感もあり、とても書きやすいです。ほかのシャープペンが使えないですね。
出典元:楽天市場
世界の定番。LAMY(ラミー)SAFALI(サファリ)シャープペンシル
出典元:amazon.co.jp
1930年に創業したドイツの老舗『LAMY(ラミー)』。『SAFALI(サファリ)』は1980年代に開発されたシリーズで、軽量で丈夫なABS樹脂製のボディが特長です。グリップ部分には、人間工学に基づき正しいペンの握り方が身に付くようくぼみがついています。厚手の生地もしっかりとグリップしてくれる、大きめのワイヤー型クリップも実用性をアップ。カラーはブラック・ホワイト・イエロー・スケルトンなど、多彩なラインアップです。シンプルながらユニークで特徴的なデザインは、LAMYを代表するプロダクトとして全世界で愛されています。
このシリーズは白、赤とこれまで買ってきました。
色も可愛く書きやすくて使いやすいです。
お値段もお手頃価格。
ペンが入っている箱がLAMYらしくおしゃれなのでちょっとしたプレゼントにも良いかもしれません。
出典元:amazon
世界一愛されるペン。PARKER(パーカー)Jotter(ジョッター)コアライン
出典元:amazon.co.jp
1888年から続くイギリスの老舗『PARKER(パーカー)』。英国王室御用達の「ロイヤルワラント」の称号をもつ、高級筆記具メーカーです。こちらは『Jotter(ジョッター)』シリーズのひとつ『コアライン』。ジョッターが発売されてから60年以上経ってリニューアルした同モデルは、シンボルである矢羽クリップのデザインを旧モデルから変更するとともにボディ素材をプラスティックからステンレススチールへアップグレード。ジョッターの持ち味である高い耐久性と書きやすさをそのままに、より高級感のある仕上がりになっています。カラーバリエーションはブルー・ブラック・オレンジなど。高級筆記具の代名詞でもある、気品に満ちたペンです。
高級感がとにかくすごい。しかも軸が短いのでスラスラ書けます。
出典元:amazon
6角形の美しいボディ。CARAN d'ACHE(カランダッシュ)849 クラシックライン メカニカルペンシル
出典元:amazon.co.jp
1924年に創業したスイスの老舗筆記具ブランド『CARAN d’ACHE(カランダッシュ)』。1969年に発売されて以来ロングセラーとなっている『849』コレクションは、ブランドを代表するシリーズです。ミニマルかつスマートなフォルムが特徴で、アルミニウムの握りやすい六角形のボディは手にしっかりとフィットしてくれます。ノックするとき非常に軽いのもポイント。静かな音がエレガントな印象を与えてくれます。カラフルで遊び心のあるデザインと高品質を兼ね備えたシャープペンシルです。
元々カランダッシュのボールペンを愛用しています。ボールペン同様、とても書きやすいです。
出典元:amazon
金属ならではの美しさ。RHODIA(ロディア)scRipt(スクリプト)メカニカルペンシル cf9298 cf9291
出典元:rakuten.co.jp
1934年にフランスで創設した『RHODIA(ロディア)』は、「ブロックメモ」で有名な文房具ブランド。プロユースに耐える機能性と優れたデザイン性で、世界中のファンを魅了し続けています。この『scRipt(スクリプト)』メカニカルペンシルは、アルマイト仕上げのアルミニウムを軸に使ったシャープペンです。六角形の軸にはヘアライン加工を施し、金属の素材感が楽しめるだけでなく手触りも良いのが特徴。クリップ・先端・尾端には真鍮を使い、高級感を醸し出しています。ペン先が見やすい形状で、自由なドローイングができるのもポイント。書く時間をよりアクティブかつクリエイティブにするという設計思想のもとに、集中力を削ぐことがないミニマルなデザインに仕上がっています。金属ならではの質感が味わえる、美しさが際立つシャープペンです。
書きやすいし、デザインも気に入っています
色違いも欲しいです。
出典元:amazon
ドイツの老舗。FABER-CASTELL(ファーバーカステル)Grip2011 131253 131287
出典元:amazon.co.jp
1761年にドイツ・ニュールンベルグで創設した『FABER-CASTELL(ファーバーカステル)』。六角形デザインの鉛筆の生みの親として同社の鉛筆は世界基準になり、現在では世界的な大企業に発展しています。この『Grip2011』シャープペンシルは、2000年の発売から斬新なデザインと機能で高い評価を受けた「Grip2001鉛筆」をモチーフとしたトライアングルシェイプのシャープペン。人間工学に基づき、ボディに施した特許取得のドット状滑り止め「ソフトグリップゾーン」でしっかりと握ることができます。形や長さだけでなく重さにも配慮し、長時間の筆記でも疲れにくい快適な書き心地に。芯の太さは0.7mmで、芯折れを防ぐクッション機構も付いています。先端は格納式(リトラクタブルスリーブ)になっているので、胸ポケットなどに入れても布を傷つける心配がありません。カラーはシルバーやブルーメタリックなどがラインアップ。老舗筆記具メーカーならではの、書きやすくデザイン性にも優れたシャープペンです。
持ちやすく安定感があって、
書きやすいです。
見た目もかっこいいので気に入ってます。
出典元:楽天市場
シャープ芯もこだわって選んでみましょう
芯が折れるからという理由でシャープペンを敬遠している方もいらっしゃると思います。最近の高機能シャープペンの中にはとにかく芯が折れにくいものもありますが、デザインの面でどうしてもこのブランドのものを使いたいというときもありますよね。
シャープ芯にもいろいろあるのは分かっているけれど、そこまで深く探してみたことのない方は、ぜひこの機会に選んでみてください。折れにくさや太さ・硬さはもちろん、書いたときの抵抗や筆記音まで多種多様の芯が販売されています。
デザインは好みだけど書き味がしっくりこなかったペンはもちろん、気に入って使っているペンも書きやすさが全く変わる可能性がありますよ。せっかくのかっこいいシャープペンなので、芯までとことんこだわって選んでみてはいかがでしょうか。
またシャープペンと他のペンが一体になった多機能ペンや、ボールペン・万年筆なども紹介しているのであわせて参考にしてみてくださいね!
TOP画像:amazon.co.jp