なんていうんだアレは。あの~、ほら、あれよ、調理道具を立てて入れておくやつよ。調理道具立て?う~ん、このネーミングはなんかダサいな。
じゃあ、なんだ。スタンドか?スタンドでいいのか?調理道具スタンドが正解なのか?
なんだかなぁ……。僕がイメージしてるのは、スタンドなんていう無機質なものじゃなくて、もっと優しい語感。ほしいアレは陶器の容器なんだよなぁ。
このように、アレを探すのに四苦八苦しておりましたところ、ユーガットメール。スコープのメルマガから、新製品発売のお知らせが届きました。そこにはなんと、僕が欲していた答えがあったのです。
キッチンツールキャニスター
そう!そうなの!僕はこんな名前を欲していたの!
このように妙なテンションになってしまいましたが、商品ページをじっくり読んでみて納得。名前の素敵さだけではなく、スコープのキッチンツールキャニスターは用途をちゃんと考えて作られていたのです。
積年のイライラを晴らしくれたスコープのキッチンツールキャニスター
調理器具を収納する方法として、使わなくなった瓶や容器などで代用している方も多いと思いますが、これがダメ。よろしくない。というのも、なかに入れると口が広いせいで道具が広がってしまうから。
我が家では使わなくなったオイルポットで代用していました。代用品でも箸など短くて軽いものは問題ないのだけれど、トングといった柄の長くて重いものをたくさん入れると、ことあるごとに倒れてしまいイライラしていたのでした。
そこで、スコープが作ったのは口がすぼまった形。この形のおかげで、なかの道具たちが広がらることもない。キャニスター自体の重みもしっかりあるし、無駄に大きいサイズではないので、道具の重みで倒れる心配もない。
釉薬の具合も雰囲気があるし、フチの窪みを使えば保存容器として使えるようにもなっている。素晴らしい。
これは買ってよかった。調理器具まわりのイライラを解消してくれ、そして名前まで授けてくれたスコープに感謝です。
揃えて嬉しいキッチンツールキャニスターの仲間たち
僕が買ったキッチンツールキャニスター170mm以外にも、スコープにはさまざなラインアップのキャニスターがあります。
手持ちの道具の長さに合せてキャニスターを揃えれば、見た目もすっきりするし、視認性も上がりますよね。もちろん雰囲気も抜群だから、キッチンコーディネートにも一役買ってくれることでしょう。
いまのところ、僕が持っているのは170mmのキャニスターだけ。せっかくなので実験的にいろいろ試しています。
写真にあるスコープのキャニスターの左側は、Found MUJIのドイツ展「Germany From 1919」で買った陶器のビアマグ。おもに箸などの背の低いものを入れています。
手前の小さいキャニスターは、100年前のイギリスのジャムポット。これにジャムを詰めてフタをして紐で留めて売られていたそうです。この仕組みはスコープのキャニスターでも取り入れられていますよね。我が家ではこの小さいキャニスターに、娘が使う小さめのカトラリーとお弁当に使う小さい箸を入れています。
こういうものを試しに使ってみて、もし全然ダメだったならスコープのキャニスターにすればいい。こういう安心感は嬉しいですよね。
写真撮影:ハマ