ピンズにかける想い。それはこじらせた愛のカタチ。

ピンズにかける想い。それはこじらせた愛のカタチ。

ピンバッジ。それはピンズ。僕はこのピンズが好き。だって小さくてかわいいから。

幼少期はおこづかいで、アニメの缶バッジなどを買っていました。もちろん買ったらみんなに自慢したくなる。「みてみて~これいいでしょ?」と、友達に自慢げに言ってみるものの、みんな「ふ~ん」と反応が鈍い。ん?缶バッジってみんな好きじゃないの?

それからというもの、家でひとり缶バッジを楽しんでいました。

ところが学生時代になると、ロックでパンクなヘッズたちが、革ジャンやモッズコートに缶バッジを付けているではありませんか。なぜ急に突然にみんな缶バッジに注目しはじめるんだ?しかも何が悔しいって、新参者のくせに、センスを感じるカッコいい缶バッジのセレクトっていう。くっ、悔しい……。

これはもう缶バッジでは勝てないと思い、「ピンズの方がおしゃれっすよね~」と、なかば負け惜しみでピンズに目を向けることになったのです。ちなみに学生時代の僕には、缶バッジやピンズを服に付けることが気恥ずかしくて、もっぱら集めるだけ。バッジくらい服に付けたってどうってことないのに、謎の自意識過剰少年だったのです。

写真のピンズは個人的ヒットなピンズたち。左から「R.A.F.(イギリス空軍)」「コンコルド」「英国赤十字社」「空挺部隊(どこの国か忘れてました)」でございます。ほら、ピンズかわいいでしょ?

25歳を超えたころからは、さすがに自意識過剰も収まり、気軽にピンズを服に付けられるようになりました。でも娘が生まれて抱っこをするようになると、硬くて尖ったピンズは危ない……。そういうわけで、娘がもっと大きくなるまでは、服にピンズはおあずけです。

写真撮影:ハマ

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