歴史と涼を味わう。職人の技を感じる駿河竹千筋細工の木製風鈴

静岡の伝統工芸品として知られる竹細工「駿河竹千筋細工（するがたけせんすじざいく）」の風鈴をご紹介します。「江戸からかみ」という和紙と組み合わせたものや、インテリアのように置いて飾るものなどをピックアップ。涼と風情を感じる工夫が凝らされた風鈴たちです。日本が大切にしてきた伝統や技術が感じられる風鈴で、情緒のある心地良い時間を体感してみてはいかがでしょうか。

今回セレクトした6商品

THE COVER NIPPON 駿河竹千筋細工置風鈴 89105

詳細

駿河竹千筋細工とは

駿河竹千筋細工は江戸時代の初めに静岡で誕生した竹細工です。参勤交代の道中で各地域の大名に人気を博し、全国的にその名が広まりました。主に武士の内職として、編笠や虫カゴなどさまざまな種類の竹細工が作られます。緻密な作りと竹ならではの凛とした美しさが魅力。現在に至るまで、多くの工夫を重ねて進化してきた工芸品です。

駿河竹千筋細工のおしゃれな風鈴おすすめ6選

オリジナルデザインの短冊。THE COVER NIPPON 駿河竹千筋細工軒風鈴H-4

出典元：rakuten.co.jp

地域の活性化と日本の地域文化を守るために、2007年に立ち上げられた『THE COVER NIPPON』。日本各地の風土や風習が息づき、現代の作り手の思いが込められた工芸品を揃えるブランドです。作り手と使い手の感性が合わさり、ライフスタイルに寄り添うような薩摩切子や山中漆器などを展開しています。『軒風鈴H-4』は、駿河竹千筋細工の本体に南部鉄の鈴を組み合わせて作られている風鈴です。繊細な竹のフォルムがもたらす優美さを感じながら、鉄の澄んだ音色で涼を楽しむことができます。短冊は『東京松屋』が作る、摺り（すり）や箔で装飾される和紙の芸術品「江戸からかみ」。竹そのものの美しさをベースに、伝統とモダンが見事に調和している風鈴です。

竹の美しさを味わう。THE COVER NIPPON 駿河竹千筋細工軒風鈴H-1

出典元：rakuten.co.jp

『軒風鈴H-1』も駿河竹千筋細工の本体に南部鉄の鈴が付けられ、涼を感じる透き通った音を届けてくれる風鈴です。ひとつひとつ丁寧に作られているので、熟練の職人による技を感じられます。心にやすらぎをもたらしてくれそうな味わい深さを、風とともに運んできてくれる風鈴です。

かわいらしいフォルム。THE COVER NIPPON 駿河竹千筋細工軒風鈴H-2

出典元：rakuten.co.jp

『軒風鈴H-2』は、細長い袋の上部をねじって留めたような形をしている駿河竹千筋細工の風鈴です。細く丸く削ることによってしなやかに曲がる、竹ひごならではの特徴的なフォルムが魅力。吊るされる姿がかわいらしく、心が浮き立つようなデザインです。モダンな雰囲気があり、和室はもちろん洋室などさまざまなインテリアに馴染みます。お気に入りの場所に飾って南部鉄の涼やかな音を楽しんでみてください。

優しい曲線。THE COVER NIPPON 駿河竹千筋細工軒風鈴H-3

出典元：rakuten.co.jp

静岡のメーカー『みやび行灯製作所』で作られている『軒風鈴H-3』。楕円形の駿河竹千筋細工で、かわいらしい雰囲気に仕上げられている風鈴です。短冊の上部に向かって濃くなる緑色のグラデーションが素敵ですね。白抜きされた紋様がアクセントになっています。伝統技術を使い丹精込めて作られ、どこかカジュアルな印象も伝わってくる風鈴です。

凛とした佇まい。THE COVER NIPPON 駿河竹千筋細工置風鈴 89108

出典元：rakuten.co.jp

竹千筋のしなやかな曲線から、目にも涼を感じさせるような清々しさを届けてくれる『置風鈴』。駿河竹千筋細工の本体に美しいグラデーションで色付けされた短冊が付いています。置くだけで絵になるので、玄関やリビングなど飾る場所を選びません。凛とした佇まいで特別な空間を演出してくれる置き風鈴です。

オブジェのような雰囲気。THE COVER NIPPON 駿河竹千筋細工置風鈴 89105

出典元：rakuten.co.jp

こちらの置風鈴は、音色の美しい南部風鈴を涼しげな竹千筋で囲んでいます。アーチ状に組まれた竹ひごから、熟練職人の巧みな技術とものづくりに対する真摯な姿勢が伝わってくるのが魅力。釣鐘のような立体的なデザインでオブジェのような雰囲気を醸しだし、おしゃれなインテリアとしても飾ることができます。好きな場所で日本の涼を味わえる駿河竹千筋細工の風鈴です。