燕三条や京都で作られた、おすすめの豆腐すくい5選。湯豆腐のお供にこだわりの一品を。

燕三条や京都で作られた、おすすめの豆腐すくい5選。湯豆腐のお供にこだわりの一品を。

寒くなってくると食卓に上りはじめる和食、湯豆腐。手軽でおいしく、コストパフォーマンスに優れた日本人の味方です。冬の代名詞として扱われることが多いですが、夏の鍋として食べられることも。池波正太郎の短編小説で「梅雨の湯豆腐」という作品もあるそうです。

ところで、このとき使うのが豆腐すくい。皆さんのご家庭にはちゃんとした豆腐すくいがありますか?

「豆腐すくうものなんてそれこそ100均の安いのでいいよ!」…それもひとつの考え方ですが、そういう細かいところにこだわることこそキッチンインテリアをワンランク上げるのみならず、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させることにも繋がるのです。

今回は燕三条製のしっかりした作りのものから、京都の老舗が作った最高級のものまで紹介。ひとつ用意しておけば一生ものになる豆腐すくいで、使いやすさと満足感の極致を味わってみてはいかがでしょうか。
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今回セレクトした5商品
工房アイザワ 竹レンゲ 豆腐すくい 71221
工房アイザワ 竹レンゲ 豆腐すくい 71221
金網つじ とうふすくい 菊丸
金網つじ とうふすくい 菊丸
有限会社ナガオ 銅巻 手編み豆腐すくいあみ
有限会社ナガオ 銅巻 手編み豆腐すくいあみ
佐藤金属興業 SALUS(セイラス) ステンレス豆腐すくい
佐藤金属興業 SALUS(セイラス) ステンレス豆腐すくい
小林工業株式会社 LUCKYWOOD(ラッキーウッド)和膳食彩 豆腐すくい
小林工業株式会社 LUCKYWOOD(ラッキーウッド)和膳食彩 豆腐すくい
更新情報
  • 2023/11/15「工房アイザワ 竹レンゲ 豆腐すくい」追加
  • 2023/11/15 2023年版ラインアップに更新

燕三条製や京都の老舗が作るものなど、こだわりの豆腐すくい5選

まるで竹のような。工房アイザワ 竹レンゲ 豆腐すくい 71221

まるで竹のような。工房アイザワ 竹レンゲ 豆腐すくい 71221 まるで竹のような。工房アイザワ 竹レンゲ 豆腐すくい 71221のイメージ画像

出典元:rakuten.co.jp

新潟・燕三条で1922年から続く老舗『工房アイザワ』の、竹をモチーフにしたデザインのアルミ製とうふすくい。マットなアルミの質感と和テイストのデザインが、食卓に味わいをもたらしてくれます。鍋の中のものを掬いやすいよう角度のついた形状は、煮物などを取り分けるときにも便利。職人たちが伝統の技で丁寧に仕上げている、優れた機能美が魅力の豆腐すくいです。

これぞ究極。金網つじ とうふすくい 菊丸

これぞ究極。金網つじ とうふすくい 菊丸

出典元:amazon.co.jp

起源が平安時代にまでさかのぼるといわれる『金網つじ』は、京金網の技術を現代に伝える京都・高台寺の老舗。職人が一つひとつ丁寧に作り上げる道具たちは、もはや芸術品と呼んでも差し支えのないクオリティです。こちらは金網つじの代表的な技法「菊出し」を使い、菊の花の模様に編んだとうふすくい。京の名だたる老舗も愛用している逸品です。機械で編みこんだ網をより使いやすく手作業で加工するという手間ひまをかけ、まさに一生モノのクオリティになっています。使いやすいステンレス製と、使うほどに経年変化が楽しめる銅製の2種類がラインアップ。いつもの湯豆腐や鍋をごちそうにしてくれる、まさに究極の豆腐すくいです。

銅線がおしゃれ。有限会社ナガオ 銅巻 手編み豆腐すくいあみ

銅線がおしゃれ。有限会社ナガオ 銅巻 手編み豆腐すくいあみ

出典元:rakuten.co.jp

1950年に創業した『有限会社ナガオ』は、カトラリー・キッチンツール・製菓・ティー・コーヒー・バー用品などを新潟・燕三条から送り出しているメーカーです。こちらはステンレス製の豆腐すくい。汁に浸かる部分の銅線がデザインのポイントにもなっています。網は水切れの良い亀甲目。四角型のほか、丸形やミノ型もラインアップしています。銅線の高級感がおしゃれで、しっかりした作りも特徴の豆腐すくいです。
日本の職人はやっぱり凄いな。
掬った豆富はやっぱり美味しいよ。

出典元:amazon

すっとすくえる。佐藤金属興業 SALUS(セイラス) ステンレス豆腐すくい

すっとすくえる。佐藤金属興業 SALUS(セイラス) ステンレス豆腐すくい

出典元:rakuten.co.jp

1976年に創業した『佐藤金属興業』は、新潟・燕三条のメーカー。『SALUS(セイラス)』は、カトラリー・キッチン用品やサニタリー用品などのブランドです。こちらは燕三条お得意のステンレス製の豆腐すくい。すっと豆腐の下に入り豆腐を崩すことなくすくえる形状が特徴です。また薬味入れにもすっと入れられるのもポイント。ドブンとタレの中に落ちるのを防ぎ、タレが飛び跳ねて湯が汚れるのも防ぐことができます。ハンドルに天然籐蔓(ふじづる)を巻いているのが、持ちやすさとともにデザイン上の特徴です。サイズは小と大の2種類。スムーズに移し変えでき、豆腐を壊すことなく心地よくすくえる豆腐すくいです。

小林工業株式会社 LUCKYWOOD(ラッキーウッド)和膳食彩 豆腐すくい

小林工業株式会社 LUCKYWOOD(ラッキーウッド)和膳食彩 豆腐すくい

出典元:amazon.co.jp

1868年に創業した燕三条の老舗『小林工業株式会社』のブランド『LUCKYWOOD(ラッキーウッド)』は、数多くのグッドデザイン賞・ロングライフデザイン賞を受賞してきた国内屈指のトップカトラリーブランドです。こちらは和食膳に自然とマッチする「用と美」を兼ねそなえた道具をテーマにした『和膳食彩』シリーズの豆腐すくい。特徴的な大きめの穴で、水切れが良く清潔に使えます。柄は日本の伝統的な扇の形を踏襲し、持ちやすいだけでなくバランスも考えているのがポイント。ハンドルは見た目にも美しい艶消しサテン仕上げで、金属の冷たい質感を和らげ和食器に合う落ち着いた仕上がりに。食器洗浄機にも対応しています。実用性と、道具としての美しさを兼ね備えた豆腐すくいです。

湯豆腐だけじゃない!色々使える豆腐すくい

今回紹介した豆腐すくいを見て「豆腐をすくう以外にも使えそう」と思った人、正解です。穴あきおたまや穴あきスプーンなどを見ても分かるように、汁を切って具材だけ取り出したい場面というのは意外にあるもの。

例えばふわふわのしんじょうや湯葉をすくったり、つけ汁に漬けていたものを取り出したりするときなど…マッシャーのように、ゆで卵を潰すなどにも使えます。鍋のときはもちろん大活躍。

しかし魅力は、そんな機能性だけではありません。「本物」を持ちたいという欲求は、道具(モノ)好きならお分かりいただけると思います。なんでもない日々の湯豆腐や鍋のたびに満足感を味わえる、そんな高品質な豆腐すくいをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

TOP画像:www.photolibrary.jp

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