僕の子供に聞いた好きな絵本ランキング(ネコ編)

僕の子供に聞いた好きな絵本ランキング(ネコ編)

我が家はテレビを置いていません。理由は簡単で、子供に絵本を読んでほしいからです。

夫婦が育ってきた環境は両極端。僕は小さい頃からテレビっ子というよりテレビオタク。ず~っとテレビばかり見ていました。逆に、妻はテレビを全く見せてもらえない家だったそうです。だから妻は絵本を毎日たくさん読んでいて、僕はまったく読んでいませんでした。

別にどちらが正解ということはないと思いますし、どちらも良いこと悪いことがあるのかもしれません。ただ、大人になったいま、小さい頃から読んでおけばよかったなぁと思ったことは事実です。

そういうわけで、娘には絵本を通していろいろな物語を知ってほしいと思っています。

りんご木箱にしまっている絵本を数えてみたら221冊ありました。これが多いのか少ないのかわかりませんが、娘は絵本が好きになってくれたようで、ほとんどの本の内容を覚えているみたいです。子供って好きになると徹底して好きになるからすごいですよね。

前置きが長くなりましたが、4歳の娘に聞いた「好きな絵本ランキング」を発表していきます。今回はネコが主人公の絵本ベスト3です。家には15冊くらいあったので、その中からどの絵本が好きか、娘に選んでもらいました。好きな理由もあわせてどうぞ。

4歳の女の子が好きな猫の絵本ランキング

【第3位】ぼくのズボンととりかえっこする?

ぼくのズボンととりかえっこする?
ぼくのズボンととりかえっこする?

出典元:rakuten.co.jp

福音館書店。1977年刊行。いぬいとみこ作。絵は大友康夫。

まず第3位はこちらの絵本。赤ちゃんズボンをはいている猫のほしくんは、お兄ちゃんがはいているベルト通しのあるお兄ちゃんズボンがうらやましくてしかたがない。そこで、ヒキガエルに「とりかえっこする?」とズボンを交換してもらうところから始まり、いろいろな動物たちとズボンをとりかえっこしていくお話。歌いながら読み聞かせていると、読んでいるこちらも楽しくなる絵本です。

ちっちゃいほしくんがすき。ひきがえるがね、とりかえっこしたいってね、てをふってたからね、とりかえっこするんだよ。

出典元:ハマの娘(4歳)

娘は小さい子や赤ちゃんが大好きです。続きまして、第2位。

【第2位】11ぴきのねこ

11ぴきのねこ
11ぴきのねこ

出典元:amazon.co.jp

こぐま社。1967年刊行。馬場のぼる作。

ロングセラーシリーズの1作目。馬場のぼるの代表作です。リーダーのとらねこたいしょうが率いる11匹のネコたちが巨大魚を捕まえるお話。ぐうたらなネコたちがみんなで力を合わせてがんばります。絵本には珍しいオチがついていて、子供も大人も楽しめます。

みんなかわいいの。ねこがみんなねむっちゃってるんだよ。さかなたべちゃうのへんなの。

出典元:ハマの娘(4歳)

「ねむっちゃってる」というのは、ネコの目が直線で描かれている場面があって、寝ているように見えるという意味。娘はなぜかそれがツボみたいですね。それでは、第1位!

【第1位】11ぴきのねこ どろんこ

11ぴきのねこ どろんこ
11ぴきのねこ どろんこ

出典元:amazon.co.jp

こぐま社。1996年刊行。馬場のぼる作。

こちらは11ぴきのねこシリーズの6作目。ネコたちが住んでいる山小屋に現れた小さな恐竜ジャブ。ネコたちのジャブとの交流を描いています。ジャブの背中に乗って泥遊びをする場面は、テンションを上げて読むと喜んでくれます。

じゃぶがかわいい。

出典元:ハマの娘(4歳)

ネコじゃなくて恐竜が好きなんかーい。と、心のなかで思わずツッコミましたが、楽しそうに話していたので良しとします。

絵本の選び方や買い方

我が家では、夫婦でいいなと思う絵本をそれぞれ買ってきたり、絵本の定期購読サービスを利用しています。

配本サービスは、自分たちでは選ばないような絵本もピックアップしてくれるのが、おもしろいですね。あと、忙しくて絵本を選べないときも毎月届けてくれるので、定期購読サービスはありがたい存在です。

定期購読サービスはいくつかありますが、会員数の多さで選ぶより、長く続けている会社から選ぶ方がいいと思います。子供が読む絵本を選別するのは、知識と経験が蓄積されていることが大事だと思うので。そのうえで、配本リストをチェックしてみましょう。

自分たちで選ぶときは、作者買いすることも多いです。この絵本いいなと思ったら、その作者の他の絵本もきっといいだろうと。あとは、刊行年数が古くて版を重ねている、長く愛されているような定番の絵本にハズレはほとんどないと思います。

対象年齢が上の絵本でも意外と反応がいいときもあるので、特に気にしていません。読んでみてダメなようなら、ちょっと時間を空けて読んでみたらいいと思います。

写真撮影:ハマ

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