2014年から2017年までの3年間で、半年ごとに発売された陶板のプレートたち。リトル・ミィやムーミンパパ、スナフキンなどそれぞれ違ったキャラクターが描かれており、13枚そろえるとひとつのウォールデコレーションになるという遊びごころあふれるアイテムです。最終版である第5弾が登場し、ついにコンプリートできるようになりました。
すべてを壁に飾ればまるで圧巻の壁画アート。もちろん1枚ずつでも楽しく飾れます。魅力あふれるムーミンの世界に浸ってみてください。
MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)について
13枚のプレートを組みあわせて1つの絵をつくるMOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)。1956年、トーベが北欧ユニオン銀行(現ノルデア銀行)のために描きおろしたイラストをもとに、アラビアのムーミングッズを長年手がける陶芸家・デザイナーTove Slotte(トーベ・スロッテ)が新たなタッチを加えて描き完成したウォールデコレーションです。描かれているキャラクターによってそれぞれサイズが異なり、13枚すべてそろえたときのサイズは幅61.5cm×高さ49cm。ひとつずつテーブルの上や床の上に置いて飾ったり、全てそろえて飾ったりと楽しみ方はさまざまです。生活空間を楽しく、かわいらしく演出してくれる磁器製のデコツリーを部屋に迎え入れてみてはいかがでしょうか。
ARABIA(アラビア)窯について
アラビア窯は1873年、フィンランド・ヘルシンキ郊外のアラビア地区に設立された製陶所です。デザイン性・芸術性と機能性を両立したアイテムをリリースしつづけており、フィンランドの陶芸界において確固たる地位を築いています。ムーミンのキャラクター商品も手がけ、世界中で愛されている陶器メーカーです。
ムーミン・デコツリー第一弾
やさしいママ。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)ムーミンママ
出典元:rakuten.co.jp
ダンディなパパ。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)ムーミンパパ
出典元:rakuten.co.jp
思ったよりも大きく重さもそこそこあり価格に見合った商品だと思います。
何年かかけて一枚の絵を完成させるというのも魅力的だと思います。
次も楽しみです。出典元:楽天市場
ムーミン・デコツリー第二弾
寝そべったミィ。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)リトルミィ
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自由を愛する旅人。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)スナフキン
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ついに主役登場。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)ムーミン
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ムーミン・デコツリー第三弾
ロマンチストなミムラ。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)ミムラ
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やさしいガールフレンド。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)フローレン
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ムーミン・デコツリー第四弾
ちっちゃくて奇妙なペア。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)トフスランとビフスラン
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気のいい女の子。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)トゥーティッキ(おしゃまさん)
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秩序にこだわる原則主義者。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)フィリフヨンカ
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ムーミン・デコツリー第五弾
臆病なスニフ。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)スニフ
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小さいいたずらもの。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)スティンキー
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秩序の信奉者。ARABIA(アラビア)MOOMIN DECO TREE(ムーミン・デコツリー)ヘムレンさん
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ひとつずつ飾る?全部そろえて飾る?
ムーミンファンでも「ウチじゃ全部飾れるスペースが無いし……」と諦めている方もいるのではないでしょうか。物理的な問題で飾れないのであれば仕方ないのですが、ひとつでも楽しめるのがムーミン・デコツリーの素晴らしいところです。おしゃれに飾っている人もいるので、ぜひ参考にしてみてください。
もちろん全部そろえて飾ったときの満足感は格別です。お部屋のスペースが許すのであれば、ぜひともトライしてみましょう。第五弾まで出そろった今が狙いめですよ!
本製品は様々な方法でお楽しみいただけますが、裏面フック部分の接着は経年による劣化の可能性がございます。
壁に取りつける際には、本体裏面部分と壁の間をしっかりと接着いただくことをおすすめします。出典元:scandex.co.jp
メーカーから上記の注意点が示されていますので、壁にしっかりと接着して安全に飾りましょう!
【おまけ①】ムーミンの誕生と世界的キャラクターになるまで
ムーミンの正式名称はムーミントロールです。トロールとは北欧の伝承に登場する妖精・子鬼のこと。もともとは原作者のトーベ・ヤンソンが10代の頃、夜中に台所でつまみ食いをした際に叔父が「レンジ台の後ろにはムーミントロールという生き物がいるぞ」と脅かしたことがはじまりです。少女トーベの心に深く印象づけられたその生き物は、黒い身体に赤い眼をして長い鼻をもった醜い姿で、第二次大戦中の政治風刺画をはじめとしたトーベの作品にたびたび登場するようになります。
本格的にムーミンが誕生したのは1945年。初めは小説版の主人公として書かれました。その後、小説のリリースと並行して絵本やコミックスも出版。特に弟のLars Jansson(ラルス・ヤンソン)がサポートしたコミックス版は人気を博し、ムーミンの名を世界的に広めることになります。1957年に出版された小説版第六作「ムーミン谷の冬」は多くの賞を受賞し、文学だけでなく美術・哲学・言論・精神医学などさまざまな分野から注目を集める存在になりました。
1969年からは日本でアニメーション版がスタート。何度かリニューアルされ、ヤンソン姉弟が監修した「楽しいムーミン一家」は世界60ヵ国で親しまれました。
現在、小説版やアニメーション版の連載は終了していますが、今もなお数々のグッズになるなど全世界で愛されつづけています。
【おまけ②】原作者トーベ・ヤンソンについて
1914年8月9日にフィンランドのヘルシンキで生まれた女性作家Tove Jansson(トーベ・ヤンソン)。スウェーデン系フィンランド人で著名な彫刻家の父と、スウェーデン人グラフィックアーティストである母の影響で芸術に親しんで育ち、15歳で雑誌の挿し絵画家としてデビューするほどの才能の持ち主でした。
第二次世界大戦後の1945年にムーミンシリーズの第一弾小説が出版され、シリーズは9作目まで続きます。膨大な仕事量や締め切りに追われる時代もあり、一時期はムーミンを憎んだこともあるというトーベ。その当時の作品には、人間の内面に向き合ったダークな内容のものもありました。
2001年に亡くなる直前まで、ムーミン以外にも多くの作品を生みだし数多くの賞を受賞。小説以外に画家・イラストレーター・デザイナー・作詞家など、並外れた量の仕事をこなしてきたことでも知られています。
2014年にはトーベ・ヤンソン生誕100周年を記念し、世界各地でムーミンスペシャルイベントが開催されました。また誕生日である8月9日は2007年から「ムーミンの日」として、毎年イベントが開催されています。
トーベ・ヤンソン 仕事、愛、ムーミン
出典元:rakuten.co.jp
またムーミン以外にも、リサ・ラーソンやカイ・ボイスン作など北欧のかわいい置物やオブジェたちも紹介していますので、こちらもあわせてご覧ください。
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