一生使える万年カレンダー。デジタルにはない「モノ」としての魅力があふれたアイテムです。
今回はおしゃれな万年カレンダーを特集します。デザインがおしゃれなものを、毎日変えるタイプ・マンスリータイプ・壁掛けタイプに分けてまとめました。
興味はあったけどなかなか手を出しづらい……と思っていた方も、これを機に万年カレンダーの魅力に触れてみてください。
すべて見る今回はおしゃれな万年カレンダーを特集します。デザインがおしゃれなものを、毎日変えるタイプ・マンスリータイプ・壁掛けタイプに分けてまとめました。
興味はあったけどなかなか手を出しづらい……と思っていた方も、これを機に万年カレンダーの魅力に触れてみてください。
今回セレクトした10商品

DANESE(ダネーゼ)Timor(ティモール)卓上万年カレンダー
詳細

mon・o・tone 365カード
詳細

MoMA キューブ カレンダー
詳細

tek(てく)つながるカレンダー
詳細

Kikkerland(キッカーランド)カレンダーボックス
詳細

MoMA パーペチュアルカレンダー S
詳細

moreTrees(モア・トゥリーズ) 万年カレンダー mt0903
詳細

Slencil(スレンシル) Always Calendar(オールウェイズカレンダー)
詳細

DANESE(ダネーゼ) Calendario Bilancia
詳細

cosine(コサイン) 万年カレンダー YO-01CM
詳細
万年カレンダーとは
万年カレンダーはその名の通り「万年使える」という意味合いを持ち、長く使いつづけられることをコンセプトにしたカレンダーです。
日めくりのように毎日の日付を表示するタイプと、一月ごとに表示を変えるマンスリータイプがあり、置くタイプや壁掛けタイプなど種類もさまざま。
共通しているのは「自分の手で月日を変える」ということ。アナログではありますが、これが万年カレンダーの最大の魅力でもあります。
また万年カレンダーは、デザイン性が高いものが多いのも特徴。オブジェとしてインテリアに取りいれる人も多いようです。
毎日変えるタイプの万年カレンダー
万年カレンダーの名作。DANESE(ダネーゼ)Timor(ティモール)卓上万年カレンダー

出典元:amazon.co.jp
1957年、ブルーノ・ダネーゼと妻ジャクリーン・ヴォドツによってイタリア・ミラノで設立された『DANESE(ダネーゼ)』の卓上万年カレンダー『Timor(ティモール)』です。1967年にイタリアの巨匠Enzo Mari(エンツォ・マリ)が、鉄道の標識からアイデアを得てデザインしました。数字のプレートを回し日付を表示するレトロかつシンプルな作りで、長年にわたり愛されつづけています。ひと目で日・曜日・月の3つの項目の情報がわかる視認性の高さも特長のひとつです。サイズは幅17cm×奥行9cm×高さ16cmで、カラーはブラックとホワイトの2色が用意されています。モダンスタイルな部屋にぴったりの万年カレンダーです。
使い方いろいろ。mon・o・tone 365カード

出典元:rakuten.co.jp
『mon・o・tone』の万年カレンダーです。名刺サイズのカードセットになっており、「月カード」は白地に黒文字、「曜日カード」はグレー地に黒文字、「日カード」は黒地に白文字と、モノトーンで統一されたシャープなデザインには存在感があります。また、カードの裏側には「誕生日おめでとう」の文字が世界各国の言葉で入っており、毎日カレンダーをめくるごとに新しい1日の始まりを幸せな気分で迎えることができそうです。厚手で丈夫なカードなので、スタンドに差したり壁に貼ったりと、いろいろな使い方で楽しむことができます。サイズは横5.5cm×縦9.1cm。SNSで写真をアップする際に一緒に写りこませるなど、おしゃれに使えるアイテムです。
格好よくて毎日のお弁当の写真に使ってます。出典元:楽天市場
定番のサイコロ型。MoMA キューブ カレンダー

出典元:rakuten.co.jp
MoMA(ニューヨーク近代美術館)のキューブカレンダーです。定番のサイコロ型で、オフィスのデスクや玄関などどんな場所でも気軽に使うことができます。キューブ状のパーツを自由に組み合わせることで、月・曜日・日の並びを変えることが可能です。幅12cm×奥行4.2cm×高さ5.8cmと、かわいらしい手のひらサイズ。カラフルなモダンスタイルがインテリアのアクセントにもなる万年カレンダーです。
仕事場で使っています。場所も取りませんし、お洒落で良いと思います。
毎朝キューブを弄って日付を変えるのがささやかな楽しみとなっています。出典元:amazon
毎日違う絵が楽しめる。tek(てく)つながるカレンダー

出典元:amazon.co.jp
北海道・旭川の工房『tek(てく)』。アイヌ語で「手」を意味するブランド名で、デザイナー・たんのゆりが創作を続けています。この「つながるカレンダー」は、月と日それぞれのカードにかわいいイラストがシルク印刷でプリントされており、並べると1枚の絵になる仕組みです。スタンドの素材はウォールナットとメイプルから選択できます。高級家具や工芸品に使用されている木材はあたたかい木のぬくもりが感じられ、なめらかでやさしい触りごこちです。サイズはスタンドが幅12.4cm×奥行4cm×高さ1.2cm、カードが幅4cm×高さ1.3cm。季節に合わせたアイテムや景色のイラストが日々に彩りを添えてくれます。
ユニークでおしゃれなデザイン。Kikkerland(キッカーランド)カレンダーボックス

出典元:rakuten.co.jp
アメリカ・ニューヨーク『Kikkerland(キッカーランド)』の木製カレンダーボックス。デザイナーのChris Collicott(クリス・コリコット)はゲームからおもちゃ・建築まで幅広く手がけており、その中でもこちらは近年のデザインです。日付の変更は、つまみを回すユニークな仕組みになっています。サイズは幅15.7cm×奥行3.2cm×高さ16.7cm。硬度の高いビーチ材(ブナ材)を使用しているので、耐久性にも優れています。前面のパネルをスライドすることで、小物入れとして使うことができるのも便利な点。リビングやダイニングだけでなく、子供部屋にもおすすめな万年カレンダーです。
宇宙を感じるミニマルデザイン。MoMA パーペチュアルカレンダー S

出典元:rakuten.co.jp
1998年にプロダクトデザイナーのGideon Dagan(ギデオン・ダガン)が、MoMAのためにデザインして生まれたパーペチュアルカレンダー。2つのマグネットボールを動かして月と日を示す仕組みです。月を示す黒いボールは磁力で引きよせられて宙に浮いており、日を示す赤いボールは数字の上で磁力によって固定されます。作品生誕10周年を記念して作られたこのミニタイプは、直径13.7cm×幅19.8cm×奥行4.7cmと卓上でも使用しやすいサイズが魅力。ミニマルでスマートなシルエットが、空間をシャープに演出してくれる万年カレンダーです。
マンスリータイプの万年カレンダー
自然を感じる。moreTrees(モア・トゥリーズ) 万年カレンダー mt0903

出典元:amazon.co.jp
森林保全団体『moreTrees(モア・トゥリーズ)』の万年カレンダー。グッドデザイン賞を3度受賞しているインテリアデザイナーの清水慶太によるデザインです。パズルのように7本の角柱を回転させて組みかえ、曜日・日を表示します。ヒノキの台座は黒色の漆塗りで、高級感のあるマットな仕上がりです。また売上の一部をmoreTreesが森林整備するための資金とするシステムのため、環境にも優しいですね。サイズは幅21cm×奥行6cm×高さ21cm。風合いや肌触りどれをとっても洗練されている、一生使えるあたたかい雰囲気をもった万年カレンダーです。
こう見えてもエコ。Slencil(スレンシル) Always Calendar(オールウェイズカレンダー)

出典元:rakuten.co.jp
アメリカ・マサチューセッツ州にある『Slencil(スレンシル)』の『Always Calendar(オールウェイズカレンダー)』。月日のパネルを付け替えることで、長年使うことのできるカレンダーです。見た目の良さから高級筆記具にも使われる、植物由来の環境に配慮した素材「プロピオン酸セルロース」を使用し、質感や耐久性にも優れています。付属のスタンドを取りつけて卓上で使用したり、背面の溝を使って釘やピンなどで壁にフッキングすることも可能です。サイズは幅13cm×奥行13cm×高さ12cmで、カラーバリエーションは全12色と豊富。シンプルで機能的なだけでなく、エコでもある万年カレンダーです。
黄色を選びました。ポップな感じですがシンプルで見やすいので気に入っています。大きさも丁度よく邪魔になりません。出典元:楽天市場
壁掛けタイプの万年カレンダー
壁掛け万年カレンダーの名作。DANESE(ダネーゼ) Calendario Bilancia

出典元:rakuten.co.jp
DANESEの壁掛け万年カレンダー『Calendario Bilancia』。こちらもエンツォ・マリのデザインです。個性的な形が目を引くこのカレンダーは、月・日・曜日の書かれた棒をスライドさせることで日付を変更し、一番下のバーでバランスをとる仕組みになっています。壁に飾ればアンティーク調のオブジェにも変身。バーにはそれぞれ異なる木材を使用し、木工職人がひとつひとつこだわりを持ってハンドメイドで制作しています。サイズは幅48cm×奥行15cm×高さ9cm。エンツォ自身も日々使用していたというこのカレンダー。「無駄を楽しむ」というコンセプトが一番の魅力です。
経年変化が楽しみ。cosine(コサイン) 万年カレンダー YO-01CM

出典元:rakuten.co.jp
北海道旭川の家具メーカー『cosine(コサイン)』から生まれた木製万年カレンダー。手がけたのは、環境に優しいインテリアを提供しているプロダクトデザイナーのユン・ヨハンです。数字の書かれたバーを左右に動かすことで、毎月簡単に設定の変更ができる仕組みになっています。木目が美しく丈夫なメイプル材を使用しており、周囲のインテリアとも馴染みやすいナチュラルなデザインが魅力です。上部には写真やポストカード・CDなどをディスプレイできるスペースがあり、カレンダーとしてだけでなく棚としても使用できます。メイプルの経年変化で味わいが深くなっていくのも楽しみな、長年使いつづけたくなる万年カレンダーです。
手動で合わせる楽しみが万年カレンダーの魅力
デジタル全盛のこの時代に、毎日あるいは毎月手動で動かすのは手間がかかるようにも思えます。
しかし、万年カレンダーは長く使えるだけのアイテムではありません。インテリアの一部になるようなデザインももちろんですが、愛用している人が口をそろえるのが「自分で動かすのが楽しい」ということ。
手動で日付を合わせ「時」というものをより意識して過ごせるようになるのが万年カレンダーの魅力です。飾ることで、日々の生活にちょっとした楽しみを加えてみるのはいかがでしょうか。
TOP画像:rakuten.co.jp