今回は持ち運びに適した小さなものから、大容量の大きなものまで、サイズ別にピックアップ。ミリタリーテイストを感じさせるクールな灯油タンクは自宅での使用はもちろん、アウトドアでも抜群の存在感を発揮してくれます。
- 2024/10/18「TOKILABO 灯油タンク The Genie Tank」追加
- 2024/10/18 2024年版ラインアップに更新
灯油ポリタンクの寿命は5年
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国連の指示するプラスチック製の危険物容器の寿命は5年以内とされています。国内でも日本ポリエチレン製品工業連合会が5年間の耐久試験を行い、灯油タンクの使用は5年で交換することが推奨されています。
ドイツ・Hunersdorff(ヒューナースドルフ)のFUEL CAN(フューエルカン)
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『Hünersdorff(ヒューナースドルフ)』はドイツで1829年に創業した老舗製造メーカーです。最初は家庭や船舶で使用する台所用の銅製品からスタート。1940年代からプラスチック製の商品の製造を始め、高密度ポリエチレンを素材として燃料用のキャニスター・容器を販売。2003年、ヨーロッパでシェアNO.1の燃料タンクメーカーになっています。ドイツの厳しい規格認証や危険物運搬用のタンクとしての認証もクリアしており、国連の保証を得たトップレベルの安全性を誇るプロダクトを製造し続けるメーカーです。
無骨な大容量。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Pro(フューエルカン・プロ)20L
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Instagramで見て欲しいと思い購入しました。
やっぱりカッコイイ!そして軽い。
こちらはガソリンは入れられないタイプで、灯油や水はOKです。
高密度ポリエチレン製で表面はキズやつなぎ目のバリが沢山ありますが、これはこれで味があって良いと感じました。
(どうせ使ってたらキズ付くだろうし。)
そして色もOD色っぽくて最高です。
フタとホースが黒色でアクセントになっているのもGOOD!出典元:amazon
バランス抜群。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Pro(フューエルカン・プロ)10L
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10リッターの大きさは、持ち運びもちょうど良く、飽きの来ないデザイン&カラーで、末長く使えそうです。出典元:楽天市場
持ち運びしやすい。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Pro(フューエルカン・プロ)5L
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サイズ感、色目、形、イメージ通りで
気に入りました!出典元:楽天市場
カラーが豊富。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Premium(フューエルカン・プレミアム)5L
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かわいいです!灯油を入れると重くなるので男手なしのキャンプで私が扱える大きさとして丁度よく、ストーブのタンクの1回分の量がピッタリ入るので大満足です!出典元:楽天市場
あえて重く。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL Friend(フューエル・フレンド)2L
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メタルの重厚感。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)Metal Kanister CLASSIC
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インダストリアルなステッカー。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)Caution Label(コーションラベル)
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その他メーカーのおしゃれな灯油タンク
かっこいい英字。タンゲ化学工業 ASNT ポリタンク 10L
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キャンプの石油ストーブ用に購入しましたが、コンパクトで嵩張らず、また漏れ等もなく耐久性も全く問題ないです。またブラックが好きなのでデザインも気に入ってます。出典元:amazon
落ち着いた色味。TOKILABO 灯油タンク The Genie Tank(ジィニータンク)18L 45101060
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タンクとポンプをセットで購入しました。北欧インテリアが好みなのですが、お部屋に置いてあっても違和感なく大満足です。アラジンではなくコロナストーブ用に購入しましたが、問題なく使えました。出典元:楽天市場
灯油タンクの発祥はジープから
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灯油の容器は最初、四角いブリキの缶に入って取引されていました。一斗缶とも呼ばれ、その容量は今でも販売単位として残る18リットル。
今の灯油タンクの姿に近づいたのは、戦後の米軍のジープがきっかけと言われています。車の後ろに金属製のガソリンタンクが積まれており、当時の日本人はその持ち運びが便利な携行型の作りに注目しました。
昭和30年代にポリエチレン製の携行型容器が「かん」として輸入され、その技術を利用して国内でも生産する企業が増え始めました。ブリキ缶に比べて長い寿命と錆びにくさから急速に広まり、国の認可と規格化につながっていきます。そうして現在の灯油タンクの姿とシェアにつながってきました。
灯油タンクの保管方法や処分方法は?
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保管時の注意点としては、灯油の入っている状態では決してタンクを積み重ねず、キャップがちゃんと締まっていることを確認してください。使用後の長期保管はかならず中身を空にしてから、日光が当たらない場所に置くようにしてください。廃棄の際は、各自治体の指定するプラスチック製容器のルールに従って処分を行いましょう。
主役じゃない。だからこだわる
ヒューナースドルフの灯油タンクのように、機能性とデザイン性を兼ね備えたプロダクトに心奪われる方も多いのではないでしょうか。時代に媚びることのない無骨なフォルムに、ブランドの頼もしい姿勢が垣間見えるようです。
灯油タンクの推奨されている使用年数は5年間。赤や青の一般的なタンクを使っている方も、この機会に一度自宅の灯油タンクを確認してみることをおすすめします。
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