ドイツの老舗ブランド『Hunersdorff(ヒューナースドルフ)』の『FUEL CAN(フューエルカン)』を中心に、無骨で堅牢なデザインのおしゃれな灯油タンクを厳選しました。高い機能性に裏打ちされたインダストリアルなルックスは、普通のポリタンクにない独特の雰囲気を漂わせています。
今回は持ち運びに適した小さなものから、大容量の大きなものまで、サイズ別にピックアップ。ミリタリーテイストを感じさせるクールな灯油タンクは自宅での使用はもちろん、アウトドアでも抜群の存在感を発揮してくれます。
すべて見るHunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Pro(フューエルカン・プロ)20L
Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Pro(フューエルカン・プロ)10L
Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Pro(フューエルカン・プロ)5L
Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Premium(フューエルカン・プレミアム)5L
Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL Friend(フューエル・フレンド)2L
Hunersdorff(ヒューナースドルフ)Caution Label(コーションラベル)
タンゲ化学工業 ASNT ( アズント ) ポリタンク 10L
TOKILABO 灯油タンク The Genie Tank(ジィニータンク)18L 45101060
Hunersdorff(ヒューナースドルフ)Metal Kanister CLASSIC
更新情報
- 2025/9/27 2025年版ラインアップに更新
灯油ポリタンクの寿命は5年
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国連の指示するプラスチック製の危険物容器の寿命は5年以内とされています。国内でも日本ポリエチレン製品工業連合会が5年間の耐久試験を行い、灯油タンクの使用は5年で交換することが推奨されています。
参考:日本ポリエチレン製品工業連合会
ドイツ・Hunersdorff(ヒューナースドルフ)のFUEL CAN(フューエルカン)
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『Hünersdorff(ヒューナースドルフ)』は、ドイツで1829年に創業した老舗製造メーカーです。家庭や船舶で使うキッチン用の銅製品からスタートし、1940年代からプラスチック製の商品の製造を開始。高密度ポリエチレンを素材とした燃料用のキャニスター・容器を販売し、2003年にはヨーロッパでシェアNO.1の燃料タンクメーカーになっています。ドイツの厳しい規格認証や危険物運搬用のタンクとしての認証もクリアしており、国連の保証を得たトップレベルの安全性を誇るプロダクトを製造し続けるメーカーです。
無骨な大容量。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Pro(フューエルカン・プロ)20L
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幅35cm×奥行16.5cm×高さ49.5cmサイズの、20Lタイプのキャニスターです。ボディに収納されているノズルを注ぎ口に装着することで、中の液体を効率よく注ぎ込むことができます。キャップはチャイルドロック付で密閉度が高く、倒れてもこぼれる心配がない構造です。本体に凹凸があるため、同サイズはもちろん10Lタイプともスタッキングが可能。場所をとらずに燃料・水を保存しておくことができます。カラーはオリーブとレッドの2種類がラインアップ。
Instagramで見て欲しいと思い購入しました。
やっぱりカッコイイ!そして軽い。
こちらはガソリンは入れられないタイプで、灯油や水はOKです。
高密度ポリエチレン製で表面はキズやつなぎ目のバリが沢山ありますが、これはこれで味があって良いと感じました。
(どうせ使ってたらキズ付くだろうし。)
そして色もOD色っぽくて最高です。
フタとホースが黒色でアクセントになっているのもGOOD!
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バランス抜群。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Pro(フューエルカン・プロ)10L
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サイズが幅35cm×奥行16.5cm×高さ31cmの、10Lタイプのキャニスターです。耐久性に優れているのに加え、軽さも重視しているため持ち運びも簡単。燃料の保管だけでなく、アウトドアシーンでの運搬にも適しています。底面には凹凸があり10L・20Lの組み合わせでもスタッキングが可能。ボディには専用ノズルが収納でき、注ぎ口のキャップは気密性が高く漏れる心配も無い、高品質なタンクです。カラーは画像のオリーブのほかにレッドもあります。
10リッターの大きさは、持ち運びもちょうど良く、飽きの来ないデザイン&カラーで、末長く使えそうです。
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持ち運びしやすい。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Pro(フューエルカン・プロ)5L
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幅26.5cm×奥行14.7cm×高さ24.7cmの、5Lタイプの燃料キャニスター。持ち運びに適したサイズ感です。本体も軽量で、キャンプ・サーフィンなどのアウトドアやガーデニングなど色々な場所で活躍します。チャイルドロック機能のついた高い密閉性で転倒時の漏れも防ぐため、安心して使用できる灯油タンクです。
サイズ感、色目、形、イメージ通りで
気に入りました!
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カラーが豊富。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL CAN Premium(フューエルカン・プレミアム)5L
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カラー展開が特徴のキャニスターです。幅26.5cm×奥行14.7cm×高さ2.7cmの5Lタイプですが、シリーズの他モデルと違いノズルが2本付属しています。危険物運搬の認証も受けているほどの安全性を持っているため、屋内・屋外と様々なシーンで活躍。スタッキングはできない仕様になっています。
かわいいです!灯油を入れると重くなるので男手なしのキャンプで私が扱える大きさとして丁度よく、ストーブのタンクの1回分の量がピッタリ入るので大満足です!
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あえて重く。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)FUEL Friend(フューエル・フレンド)2L
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サイズが幅14cm×奥行8.8cm×高さ25.2cm、2L容量モデルの燃料キャニスターです。このモデルはモーターサイクルに関わる場面でも使えるよう、他のタイプよりも3倍程度ヘビーウェイトな作りになっています。スタイリッシュなシルエットと、追求した丈夫さが魅力。デザイン性と実用性を合わせ持ったモデルです。
本国では最もポピュラーなガソリン携行タンクメーカー。性能も国連で認可済み。
どうりでシッカリとした作りな訳だ。
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メタルの重厚感。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)Metal Kanister CLASSIC
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こちらはポリタンクではなく金属(スチール)製の重厚なタンクです。独自のロック機構により密閉性が高く、倒れても液体が漏れる心配がないのが特徴。デザインは言うまでもなくかっこいいのですが、それだけではなく安全性と信頼性も最高水準を誇ります。5L・10L・20Lの3タイプがラインアップしているので、重さが気になる人は少ない容量のものを選びましょう。
インダストリアルなステッカー。Hunersdorff(ヒューナースドルフ)Caution Label(コーションラベル)
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燃料キャニスターに貼りつける、4種類のステッカーセット。可燃性や環境汚染の危険を知らせるハザードサインを描いています。シンプルですが、クールな雰囲気のデザイン。同社の燃料キャニスター用というのがメインの用途ですが、サイズも大きめのため身の回りの色々な物に貼っても存在感は抜群です。ノート・パソコン・タブレット・壁やガラスなど、色々な所に貼って楽しめます。貼ったものにインダストリアルやミリタリーなイメージを与えてくれるステッカーセットです。
その他メーカーのおしゃれな灯油タンク
かっこいい英字。タンゲ化学工業 ASNT ( アズント ) ポリタンク 10L
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『タンゲ化学工業』は1932年に創業した名古屋のメーカー。湯たんぽをはじめとした、プラスチック家庭用品の製造及び販売をおこなっています。こちらは消防法適合のポリタンク。5L・10L・20Lがラインアップしています。英字のデザインがかっこいいですよね。車などでの持ち運びにもバッチリ使えます。2022年度までは側面デザインがシールでしたが、2023年度以降は型押しデザインに。よりクールな印象になりました。
キャンプの石油ストーブ用に購入しましたが、コンパクトで嵩張らず、また漏れ等もなく耐久性も全く問題ないです。またブラックが好きなのでデザインも気に入ってます。
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落ち着いた色味。TOKILABO 灯油タンク The Genie Tank(ジィニータンク)18L 45101060
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こちらは「おしゃれな石油ストーブといえば」でおなじみ、「Aladdin(アラジン)」のストーブに合うようデザインした『 The Genie Tank(ジィニータンク)』です。「ジィニー(ジーニー)」は、アラジンに出てくる「ランプの魔人」のこと。アラジンの相棒という意味で名付けたのですね。品のある落ち着いた色味は他になかなか無いもので、インテリアにも馴染んでくれます。JIS準拠で、キャップの色にまでこだわっているとか。カラーはライトサンドとダークグレーの2種類。アラジンのストーブを持っていなくても欲しくなりますね。
タンクとポンプをセットで購入しました。北欧インテリアが好みなのですが、お部屋に置いてあっても違和感なく大満足です。アラジンではなくコロナストーブ用に購入しましたが、問題なく使えました。
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灯油タンクの発祥はジープから
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灯油の容器は最初、四角いブリキの缶に入って取引されていました。一斗缶とも呼ばれ、その容量は今でも販売単位として残る18リットル。
今の灯油タンクの姿に近づいたのは、戦後の米軍のジープがきっかけと言われています。車の後ろに金属製のガソリンタンクが積まれており、当時の日本人はその持ち運びが便利な携行型の作りに注目しました。
昭和30年代にポリエチレン製の携行型容器が「かん」として輸入され、その技術を利用して国内でも生産する企業が増え始めました。ブリキ缶に比べて長い寿命と錆びにくさから急速に広まり、国の認可と規格化につながっていきます。そうして現在の灯油タンクの姿とシェアにつながってきました。
灯油タンクの保管方法や処分方法は?
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保管時の注意点としては、灯油の入っている状態では決してタンクを積み重ねず、キャップがちゃんと締まっていることを確認してください。使用後の長期保管はかならず中身を空にしてから、日光が当たらない場所に置くようにしてください。廃棄の際は、各自治体の指定するプラスチック製容器のルールに従って処分を行いましょう。
主役じゃない。だからこだわる
ヒューナースドルフの灯油タンクのように、機能性とデザイン性を兼ね備えたプロダクトに心奪われる方も多いのではないでしょうか。時代に媚びることのない無骨なフォルムに、ブランドの頼もしい姿勢が垣間見えるようです。
灯油タンクの推奨されている使用年数は5年間。赤や青の一般的なタンクを使っている方も、この機会に一度自宅の灯油タンクを確認してみることをおすすめします。
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