じめじめした梅雨対策にもなる、おすすめの除湿機を特集します。一口に除湿器といっても、コンプレッサー式・デシカント式・ペルチェ式など除湿方法も異なり、サイズやパワーもいろいろ。今回は広めのお部屋でも強力に除湿してくれるハイパワーなものや、狭い場所の除湿に使えるコンパクトサイズの除湿器に分けて厳選。できるだけインテリアを邪魔せず浮かない、おしゃれなデザインのものに絞ってセレクトしました。除湿方法の違いも解説しているので、お部屋と用途に合ったものを選んでみてください。
すべて見るStadler Form(スタドラーフォーム)Theo(テオ)
Stadler Form(スタドラーフォーム)Albert(アルバート)/ Albert Little(アルバート・リトル)
cado(カドー)ROOT 7100 Dehumidifier / 除湿機 DH-C7100
MONOLUCK(モノラック)air dryer(エアドライヤー)DDA10
±0(プラスマイナスゼロ)除湿機 XQJ-D010
dretec(ドリテック)コンパクト除湿機 クアラ JY-100WT
アイリスオーヤマ 除湿機 5.6L(コンプレッサー式) IJC-J56
更新情報
- 2023/06/04「cado ROOT 7100」追加
- 2023/06/04 2023年版ラインアップに更新
除湿機の除湿方法の違いについて
除湿機の除湿方法には、コンプレッサー式・デシカント式・ペルチェ式があります。それぞれの違いについて説明します。
コンプレッサー式とは
コンプレッサー式は、熱交換器によって部屋の湿った空気を取り込み、冷却器で湿気を冷やすことで水滴に変えて除湿する方式。これはエアコンの除湿運転と同じ仕組みです。冷媒(フロンガス)をコンプレッサーで圧縮し、それが気化する際に生じる潜熱現象を利用しています。除湿する力が強いのが特徴で、消費電力が少なく電気代が安く済み、室温の上昇も少ないのがメリット。反面、コンプレッサーを搭載するためどうしてもある程度重くなってしまうというデメリットも。また冬場などの気温が低い時期は除湿力が落ちてしまうという弱点もあります。
デシカント式とは
デシカント式は、ゼオライトと呼ばれる乾燥剤を使用し、フィルターに水分を吸着させて除湿する方法。吸着した水分はヒーターで暖めた後に熱交換器内で冷やして水滴にします。気温に左右されずに冬でも安定した除湿ができるのが特徴です。またコンプレッサーを搭載しなくてすむ分、本体サイズが小さめで動作音も小さいのもメリット。デメリットとしては、ヒーターを使うため夏は部屋の気温が暑くなってしまうこと。またヒーターのため消費電力は高めです。
ペルチェ式とは
ペルチェ式とは、ペルチェ素子を使ってアルミフィンの表面を冷やし、コンピューターのCPUを冷却する技術。冷蔵庫などにも使われています。除湿器ではペルチェ素子で湿気を含んだ空気を冷却し、結露させて水滴にします。同等の性能だとコンプレッサー式の30%・デシカント式の15%の電気代で済むのがメリットです。またコンプレッサーを搭載していないため、静音性にも優れています。ただ他の方法と比べてパワーには劣るため、コンパクトサイズで狭い場所の除湿をするのに向いているようです。
コンプレッサー式&デシカント式の除湿機おすすめ
スイスデザイン。Stadler Form(スタドラーフォーム)Theo(テオ)
出典元:rakuten.co.jp
『Stadler Form(スタドラーフォーム)』は1998年にMartin Stadler(マーティン スタドラー)が設立し、スイスの中心部Zug(ツーク州)に本拠を置く家電ブランドです。『Theo(テオ)』は、レッド・ドット・デザイン賞やiFデザイン賞など多くの著名なデザイン賞を受賞しているスイス生まれのデザイナー・Matti Walker(マッティ・ウォーカー)がデザインしたコンプレッサー方式の除湿機。デザインも操作性もシンプルで、湿度調整は40%・50%・60%の切り替えが可能。1~7時間のタイマー機能も付いています。持ち運び用のハンドル付きで部屋の移動も楽ちんです。付属の排水ホースをタンクに取り付ければ、タンクの水を捨てる手間が省けます。スタイリッシュさとシンプルさが魅力の除湿機です。
シンプルでパワフル。Stadler Form(スタドラーフォーム)Albert(アルバート)/ Albert Little(アルバート・リトル)
出典元:rakuten.co.jp
Stadler Formのコンプレッサー式除湿機。こちらもMatti Walker(マッティ・ウォーカー)が手がけたシンプルなデザインですが、操作パネルが使いやすい高さと角度で配置された機能的なデザインが特徴です。大きいタイプの『Albert(アルバート)』と小さいタイプの『Albert Little(アルバート・リトル)』から使用環境や用途で選ぶことができます。満水タンクお知らせ機能やナイトモード、移動用のリールなど機能面も充実。リビングや脱衣所など、様々なシーンで使える除湿機です。
日本製の除湿機で、タンク使用のタイプしか使ったことがなかったため、そこそこ除湿されれば充分と思っていたが、ホース使用で2〜3日家を空けるときにかけっぱなしにしていたところ、天然木のフローリングのスキマが開くほど浴室前が乾燥されていて驚いた。タイマーで毎日オンオフができるので地下室などでこれまでは常時運転させていたものを休ませることが出来、電気代の節約ができた。音はたしかに大きいが、消費電力は思ったよりも小さく、なにより外観のデザインによる視覚的なストレスがなくなるのが良かった。結局2台持ちで満足している。
出典元:amazon
ハンドルとキャスター付き。cado(カドー)ROOT 7100 Dehumidifier / 除湿機 DH-C7100
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2011年にスタートした『cado(カドー)』は、東京の電化製品ブランド。世界に誇る性能とこだわりを突き詰めたプロダクトを展開しています。こちらはパワフルで大容量なコンプレッサー式の除湿機。除湿・衣類乾燥・除菌消臭の3モードを搭載し、全ての季節で使えます。ハンドルとキャスター付きで移動がラクなのも大きなポイント。「ダサく」なりがちな要素もスタイリッシュなデザインに昇華させているのは、さすがですね。排水タンクが付いていますが、ホースを付けて直接排水することもできます。スタイリッシュなデザインで、年中出しっぱなしにしていてもインテリアに溶け込んでくれる除湿機です。
見た目がおしゃれで気に入っています。
キャスターがとてもスムーズに動くため運びやすく、衣類をしっかり乾燥できるので重宝します。
出典元:楽天市場
圧倒的機能性。AND・DECO コンプレッサー式 除湿機
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こちらもAND・DECOの、パナソニック社製のコンプレッサーを採用した除湿機。除湿面積は最大約16畳とハイパワーなのに加え、同価格帯では破格の機能性を誇っています。衣類乾燥対応・3段階湿度設定・最大9時間のOFFタイマー・簡単操作のタッチパネル・2段階フラップ・満水お知らせなどの機能に加え、移動に便利な持ち手も付属。ハイパワーなのにコンパクトなサイズも魅力の除湿機です。
思っていたより小さめで、シンプルデザイン。余計なスイッチもなく、かなり使いやすいです。溜まったお水を捨てる時も持ちやすくていい。一年通して活躍してくれそうです。
出典元:楽天市場
トップクラスの除湿力。MONOLUCK(モノラック)air dryer(エアドライヤー)DDA10
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2018年にスタートした『MONOLUCK(モノラック)』は、テクノロジーとインテリアを融合させたプロダクトを発信する兵庫県のブランドです。『air dryer(エアドライヤー)』は、デシカント方式の衣類乾燥除湿機。部屋自体の除湿とイオンによる「除菌」「消臭」機能で、防カビや嫌な臭いを抑制します。とにかくパワフルなので、部屋干し・夜干しの強い味方に。またパワーのわりに軽量・コンパクトなため、移動も楽で省スペースで設置できます。オートスイングや切り忘れ防止機能、転倒検知などの機能も充実。夜に洗濯したい人や、冬の部屋干しには大きな力を発揮してくれる除湿機です。
シンプルデザインの極み。±0(プラスマイナスゼロ)除湿機 XQJ-D010
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2003年に誕生した国産ブランド『±0(プラスマイナスゼロ)』のコンプレッサー式除湿機です。自動・湿度設定・強力除湿・衣類乾燥・送風の5モードを搭載し、付属のフレキシブルダクトを使えば狭い場所やピンポイントな場所に送風できるのも特徴。シンプルの極みともいえる外見は、出しっぱなしでも空間に溶け込んでくれます。カラーはホワイトとブラックの2色がラインアップ。インテリアに溶け込むデザインと、高い機能性が魅力の除湿機です。
不安だった音も個人的には気にならない範囲で安心しました。
やはり一番はデザイン。カクカクした白いボックスで大変気に入りました。
やはりプラスマイナスゼロですね。
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コンパクトなサイズが魅力!小型の除湿器おすすめ
狭い空間に。dretec(ドリテック)コンパクト除湿機 クアラ JY-100WT
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1997年に設立した『dretec(ドリテック)』は、キッチン用品や医療機器などを作る埼玉・川口のメーカーです。『クアラ』は、ペルチェ式のコンパクト除湿機。狭いスペースにも置けるコンパクトなサイズと動作音が静かな静音設計で、オフィスでも自宅でもストレスを感じることなく使えます。簡単操作・安心設計も見逃せないポイント。部屋中の湿気取りには向きませんが、クローゼットや下駄箱など密閉空間で力を発揮してくれる除湿機です。
小さい白色の除湿器を探していて、ドリテックにしました。2個を同時購入し、1個目は洗面所に置き、2個目はクローゼットに置きました。小さいので女性でも持ち運びが楽です。とても静かで、購入して良かったです。
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静かなのにパワフル。威風堂 コンパクト除湿機 IFD-625
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2010年設立の『威風堂』は、スマホグッズや生活家電を取り扱う広島のメーカーです。こちらはペルチェ式を採用し、コンパクトながらパワフルな除湿性能を発揮してくれる除湿器。ペルチェ式ならではの省電力と静音設計を活かしつつ、4.5畳から10畳の部屋まで対応してくれます。1台だけでなく2台~3台と複数使いするのもおすすめな、リーズナブルかつ高性能の除湿機です。
今まで色んな除湿器を使用しましたが、今回の物は、小さくて安くて、あまり期待していませんでしたが、一番除湿能力が高いです!
もう1つ購入しようと思います!
出典元:楽天市場
コンパクトなコンプレッサー式。アイリスオーヤマ 除湿機 5.6L(コンプレッサー式) IJC-J56
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『アイリスオーヤマ』の除湿機です。コンパクトながらコンプレッサー式で、高い除湿性能を誇り適応畳数は14畳。広い空間でもサラッと除湿してくれます。音が気にならない低騒音設計で、オートOFF機能で睡眠時の使用も。お手入れが簡単なのもメリット。コンパクトかつパワフルで、コストパフォーマンスのいい除湿機を探している人にはおすすめの一台です。
団地住みで湿気がすごくて悩んでおりました。半日で満タンくらいになる程たくさん湿気がとれて大満足です!
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レッド・ドット・デザイン賞を受賞!AND・DECO コンパクト除湿機
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一見して他とは異彩を放つデザインが目を引く、AND・DECOのコンパクト除湿機。最大の特徴は土台(スタンド)から外してコードレスで使えること。使った後は乾燥スタンドに戻して乾燥させます。このサイズ感のため、クローゼットや靴箱・本棚などさまざまな収納スペースに対応。縦置き・横置きなど置き方も自由です。コードレスのため車の中などでの使用も。世界三大デザイン賞のひとつ、レッド・ドット・デザイン賞を受賞しています。マットな質感で、絶妙なニュアンスカラーのバリエーションも魅力のひとつ。狭い場所の除湿ならこれ!とおすすめしたくなる除湿器です。
玄関で使用しています。湿気がすごくいつも玄関をあけるとモワッとしてたのが、こちらを置いたら無くなりました!小さくてスタイリッシュなデザインも気に入ってます。買って良かったです。
出典元:楽天市場
除湿器は部屋の広さと用途を考慮して選ぼう
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除湿機を選ぶ際にポイントとなるのが、部屋の広さと用途に合わせて選ぶということ。これは必ずしもマックスでパワーのあるものを選んだ方がいいということではなく、ピンポイントで使うのか・衣類乾燥に使うのかなどの用途に合わせて選んだ方がいいということです。また場合によっては複数使いを考慮するのも手。衣類乾燥などに使うときは、サーキュレーターなどと併用するのもいい方法です。
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