【特集】小さなモノからコツコツと。北欧インテリアのはじめ方

【特集】小さなモノからコツコツと。北欧インテリアのはじめ方

インテリア初心者の方でも、簡単におしゃれな部屋をコーディネートする方法をご紹介します。テーマは『小さなモノからコツコツと』。北欧やインダストリアルなど、それぞれのスタイルに合わせたコーディネートを3回に渡って特集します。
第1回目の今回は、世界的なブランドや伝統的なアイテムを数多く発信している『北欧』を特集。ノルウェー・デンマーク・スウェーデン・フィンランドなどの国で生まれた、自然を感じるナチュラルな素材や、洗練されたスタイリッシュなデザインが魅力です。
「北欧インテリアが気になっているけど、何から手をつけていいかわからない……」という方が参考になるような、ひとつのアイテムでインテリアの印象を北欧風に変える工夫をご紹介。リビング・ダイニング・キッチンなど、エリアごとに北欧風コーディネートのアイデアやおすすめのアイテムなどをピックアップしました。
テーブルやソファなどの大きな家具を買い換えるのではなく、ふだん使いのインテリア雑貨を加えていくことで、北欧インテリアを実現していきましょう。
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特集『小さなモノからコツコツと』

リビングを北欧スタイルにするアイテムたち

多くの家事をこなす場所であり、家族がくつろぎの時間を過ごす空間でもあるリビング。だからこそ、すぐそばに置いておきたい物が多くありますよね。リビングの北欧風インテリアコーディネイトで提案したいのは実用的なインテリア。シンプルかつナチュラルな空間づくりが北欧風コーディネイトへの近道ですが、生活の拠点であるリビングにおいては、より機能的なインテリアを選ぶのも一つの手段です。

実用的かつ印象的なブランケット

夏場は冷房の冷え防止対策として、冬場は省エネ対策として役立つブランケット。家族の体調管理のため、ソファの上などに何枚か置いておきたいものです。ブランケットにはテキスタイルなど、北欧デザインが反映されたものが数多くあります。インパクトがありつつ、洗練されているデザインが特長です。また、個性的なかわいいデザインのブランケットも多く見られます。

テキスタイルで有名なフィンランドのブランド『LAPUANKANKURIT(ラプアンカンクリ)』のブランケットです。熟練の職人によって生み出される、上質な素材を使用したブランケットで知られています。デザインの素晴らしさはもちろん、最高峰の機能性で暖かく包んでくれる、高品質なブランケットです。

Lisa Larson(リサ・ラーソン)はスウェーデンの陶芸作家。彼女が生み出す作品は、やさしい質感と愛らしいキャラクターたちが魅力です。猫の「マイキー」もリサの代表作で、世界中のファンに愛されています。リサ・ラーソンが生みだすキャラクターたちは、小さな子供も親しみながら使える、かわいらしいデザインが特長です。

寒い季節だけでなく、夏場でも一枚あると便利なブランケット。高いデザイン性と機能性を持つ北欧ブランドのブランケットは、世界的に高い人気を誇っているインテリアファブリックです。家族が集まるリビングだからこそ、機能的で気軽に取り入れられる北欧インテリアを試してみてはいかがでしょうか。

バスケットは爽やかなカゴで

リビングでは気軽に物を収納できるツールがあると便利。かごやバスケットは、ナチュラルな雰囲気が北欧風のインテリアを演出するのにぴったりです。使用頻度の高いタオルや、小さい子供のおもちゃ、雑誌やリモコン類を入れておくなど、用途に合わせてさまざまな使い方ができるのも魅力的。つい散らかってしまいがちな物を隠しておけるだけでなく、インテリアとして美しい空間を実現できる魔法のようなアイテムです。

フィンランド・ヘルシンキのブランド『versoDESIGN(ヴェルソ・デザイン)』のバスケットは、素材の美しさと高い機能性が特長。伝統的な製造方法による丈夫なつくりはもちろん、使っていくうちに風合いを増す、木材ならではの経年変化も魅力です。革製の持ち手も味わい深いアクセントになっています。シンプルかつナチュラルという、北欧風インテリアに必要な要素を全て持っている頼もしい収納ボックスです。

収納ボックスは同じデザインのものを複数ならべて使うと、インテリアに統一感が出て効果的。特に「北欧風のインテリアにしたい」といった具体的なテーマがある場合は有効です。また、かごやバスケットは軽量なものが多いので、リビングだけでなく家のさまざまな場所に持ち運んで使うのに適しています。収納とインテリアコーディネイトが一度にできるバスケットで、実用的な北欧スタイルを体感しましょう。

一気に部屋の印象を変えるカーテン

大きさがあるカーテンは、北欧テキスタイルの魅力を存分に感じることができるインテリア。ポップで個性的な、お部屋の雰囲気を明るくしてくるデザインも豊富にあります。また、同じ柄を使ったクッションカバーやテーブルクロスなどのインテリアファブリックが多くあることも特長的。簡単に統一感のある北欧インテリアを楽しむことができます。

フィンランドを代表するテキスタイルメーカー『Finlayson(フィンレイソン)』。1820年から続いている老舗ブランドです。自然をモチーフにした、個性的かつスタイリッシュなテキスタイルが多くの人に愛されています。時代を超えて支持されている定番パターンも多く、さまざまなタイプのテキスタイルから好みのデザインを選べるのも魅力です。

鮮やかな色彩のカーテンは気持ちを軽やかにしてくれる、まさに北欧らしいデザインといえるでしょう。季節によって使い分けても気分がリフレッシュするので、いくつか持っていたいアイテムでもあります。北欧風の鮮やかなカーテンが気になっていた方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

フロアライトは存在感が抜群

思いきってフロアライトをリビングに取り入れてみるのもおすすめ。インテリアとしての存在感だけでなく、間接照明はお部屋の雰囲気をがらりと変えてくれます。北欧風のインテリアにするなら、シンプルでスタイリッシュなフォルムのライトがいいでしょう。また、照明器具は北欧デザインの宝庫でもあります。存在感のあるスタンドライトは、インテリアの大胆なイメージチェンジにぴったりです。

デンマークを代表する照明器具ブランド『louis poulsen(ルイス・ポールセン)』。画像のスタンドライトは1971年に登場した、名作として名高い『Panthella(パンテラ)』というライトです。デンマークの世界的建築家であるVerner Panton(ヴァーナー・パントン)によってデザインされました。シンプルで普遍的なデザインながら、圧倒的な存在感を放っています。
ルイス・ポールセンのフロアランプはスタイリッシュで洗練されたフォルムが特長。さまざまなタイプのライトがありますが、どれも機能美にあふれた逸品ばかりです。「あくまでも照明器具としてのデザイン」というテーマに、デンマークデザインを象徴するようなブランドの姿勢を感じます。

北欧インテリアにおける、忘れてはならないキーワードとして「機能美」という言葉が挙げられます。ただのシンプルでは終わらない、生活のためのデザイン。そのようなミニマルな美しさを持ったプロダクトも北欧デザインの魅力です。特にスタンドライト・ペンダントライト・デスクライトなどの照明器具が持つ、根本的な美しさはインテリアに大きな影響をもたらしてくれます。ただ、ライト自体の大きさや価格など、考慮すべきこともあるので慎重に選んでみてください。

ダイニングを一瞬で北欧テイストに

ダイニングの印象を変えるのに、多くのアイテムは必要ありません。もちろん、食器やカップなどのキッチン雑貨を集めることで、素敵な雰囲気の北欧ダイニングを実現することはできます。しかし、すべての食器やカトラリーを北欧ブランドに買い換えるとなると、なかなか行動しにくいもの。細かなアイテムを本格的に集めることも楽しいですが、もっと気軽に北欧風ダイニングを実現する方法があります。

北欧テキスタイルのテーブルクロスで食卓を彩る

華やかな北欧テキスタイルのテーブルクロスは食卓を鮮やかに彩ってくれるアイテムです。一枚で雰囲気を変えてくれるという速効性も嬉しいポイント。また、洗濯のルーチンを考えた時にも、テーブルクロスは数枚持っていると便利ですよね。

フィンランドの老舗テキスタイルブランド『artek(アルテック)』のテーブルクロスです。幾何学模様のようなモチーフを使用した、シンプルでポップなデザインが特長。インテリアに溶け込む普遍的なデザインは、テキスタイルのインテリアに馴染みのない方にもおすすめです。

ニシンのモチーフがかわいい『Almedahls(アルメダールス)』のテーブルクロスです。Almedahlsはスウェーデンのテキスタイルメーカー。モチーフになっているニシンはスウェーデンの伝統料理で使われている食材です。北欧の食文化をかわいい柄にしてテーブルクロスに落とし込んでいます。爽やかでシンプルなカラーリングが、ウッドテーブルやチェアによく馴染んでいます。

北欧テキスタイルというと少し派手な印象を持っている方もいるかもしれませんが、画像のように実際に使用してみると、驚くほど空間に調和してくれます。特にウッドテイストのインテリアとは相性抜群。北欧テキスタイルと木材の組み合わせは、北欧インテリアへの近道といっていいでしょう。食卓の印象を変えるには、北欧デザインのテーブルクロスやランチョンマットをひとつ取り入れることで十分な効果があります。

木製のポットスタンドやトレイを使おう

テキスタイルのテーブルクロスと素晴らしい相乗効果を生んでくれるのが木製のトレイです。数が必要な食器類と比べて、トレイは数点あるだけで食卓に統一感を演出してくれます。北欧インテリア雑貨は、ぬくもりのある天然木を使用したプロダクトが多いことでも有名。美しい木目のトレイで、ささやかな北欧の自然を感じてみてはいかがでしょうか。

個性的なフォルムが印象的な木材のポットスタンドは『majamoo(マヤムー)』の一品。テーブルウェアを扱うフィンランドのブランドです。独特なシルエットのテーブルウェアが特長。プライウッドならではのあたたかな雰囲気も魅力的です。トレイ・ポットスタンド・箸置きなど、木材でつくられたスタイリッシュなプロダクトが世界的に高い評価を得ています。

テーブルウェアを木製のものにするだけで、テキスタイルのテーブルクロスと絶妙なコントラストを生み出してくれます。無垢な魅力のある木材は北欧を象徴する素材。食卓にさり気なく取り入れるにはぴったりです。
また、マヤムーのトレイはさまざまな使い方ができるアイテム。テーブルウェアとしてだけではなく、ジュエリーボックスとしての使い方もおすすめです。

視点を変えてキッチンを北欧風に

北欧風のキッチンとはどのようなキッチンでしょうか。ここでも重要なのは、シンプルかつナチュラルであること。キッチンそのもののデザインを変えることは難しいですが、小さなアイテムで大きく印象を変えることができます。そのアイテムはもちろん、キッチン雑貨ではなくインテリア雑貨。少しだけ目線を変えて、気軽に北欧キッチンの雰囲気を取り入れましょう。

キッチンこそオブジェやグリーンを飾る

忙しく動き回るキッチンは、実用性重視でインテリアコーディネイトまで気が配りにくい場所でもあります。気軽に取り入れることができて、ナチュラルなインテリアによく馴染んでくれるのが、北欧生まれのオブジェや観葉植物たちです。そっと飾っておくだけで、どこか懐かしい雰囲気を演出してくれる北欧の置物。慌ただしいキッチンの雰囲気を和らげてくれる観葉植物。インテリアとしてだけでなく、心を静かに落ち着かせてくれる、ありがたいアイテムたちです。

さり気なく置かれているリサ・ラーソンのオブジェがかわいいですね。グリーンとオブジェの相性も抜群。北欧生まれのオブジェたちは、その存在だけで独特の雰囲気を醸し出してくれます。リサ・ラーソンやKay Bojesen(カイ・ボイスン)の愛らしいオブジェをきっかけに、北欧のアイテムを手に取るようになった方も多いのではないでしょうか。

ナチュラルテイストのキッチンには観葉植物が抜群に合います。省スペースという意味では、小さな多肉植物がおすすめ。比較的手がかからないのも嬉しいポイントです。

オブジェとグリーンを置くだけで、北欧テイストが引き立ちます。なにより、手軽に取り入れることができるのがポイント。インテリアを難しく考えてしまうと意外と大変なものですが、あくまでも大事なことは、自分と家族が気持ちよく過ごせる空間を作ること。オブジェや観葉植物などの小さなものから、北欧の雰囲気を演出してみてはいかがでしょうか。

キッチン周りでも活躍してくれるバスケット

キッチンはついつい物が多くなってしまいがち。収納という面でも、インテリアとしても重宝するのがバスケットです。木材のやさしい空気感がキッチンに北欧テイストをもたらしてくれるだけでなく、収納面でもその実力を発揮してくれます。キッチンで頻繁に使うタオルや、食材・調味料をしまっておくのにも便利。また、キッチン自体がナチュラルテイストではない場合でも、補助的にナチュラル感を演出してくれるアイテムです。同じデザインのバスケットを複数使えば、より効果は高まります。

木材の収納ボックスを複数揃えることで、統一感のあるインテリアに。かごの存在感も抜群です。収納という面でも、さまざまな使い方が考えられます。

食材を入れて置いているだけなのに絵になりますよね。このような汎用性もバスケットの魅力。決して侮れない、機能的かつデザイン性の高い北欧プロダクトです。

リビングのときにも紹介したversoDESIGNのバスケット。使い方のバリエーションが豊富、という意味でもぜひ体感してほしい北欧雑貨の一つです。なにより、伝統の技術と天然木が生み出す美しい風合いはまるで芸術。生活に根付いた、北欧ならではの機能美を持っています。

玄関はフラワーベースで締めて傘立てで抜く

気持ちのいい素敵な玄関に欠かせない花や観葉植物。やっぱりフラワーベースにはこだわりたいですよね。良質なデザインの花瓶は、それ自体で空間に北欧らしさを演出できます。ROSENDAHL(ローゼンダール)・HOLMEGAARD(ホルムガード)・Lyngby Porcelæn(リュンビュー ポーセリン)など、北欧にはフラワーベースが有名なブランドが多いのも特長です。美しいフラワーベースで花をより美しく、玄関をより洗練された空間にしましょう。
また、傘立てでおしゃれを楽しむのもおすすめ。さり気ないこだわりは、玄関の印象を劇的に変えてくれるスパイスになります。

素敵なフラワーベースで玄関を華やかに

花の美しさを際立たせてくれるフラワーベース。玄関の雰囲気に合わせた素材や色合いで選べば、違和感のない上品な空間を演出できます。

陶器のプロダクトが人気の高いスウェーデンのブランド『LINDFORM(リンドフォーム)』のフラワーベースです。壁や台のニュアンスに合った花瓶のチョイスが空間に溶け込んでいます。

デンマークのガラスブランド『HOLMEGAARD(ホルムガード)』のフラワーベースや、同じくデンマークのインテリアブランド『muuto(ムート)』のキャンドルスタンドなど、空間の雰囲気に合わせた統一感のあるコーディネイトがとても素敵です。個性の強いフォルムのインテリアを並べながらも、全体の色味を近づけることで、まとまりのある印象になっています。

玄関の空気感に合った、洗練されたフラワーベースが素敵ですね。素材の質感や花瓶のカラーリングなど、ちょっとしたポイントに気を配るだけで、玄関はより素敵な空間になります。花や植物はポジティブなエネルギーを与えてくれる存在。グリーンの魅力をもっと引き出してくれるフラワーベースにこだわってみてはいかがでしょうか。

おしゃれな傘立てで玄関に遊びを

傘立ても玄関を美しく演出する重要なアイテム。北欧風のコーディネイトを目指すなら、シンプルでモダンなデザインか、木材のナチュラルな傘立てを選ぶといいでしょう。

インパクトのある個性的なフォルムが多い傘立て。スタイリッシュで遊び心のあるものを選ぶと面白いですね。花瓶で上品な雰囲気を演出して、傘立てで少し抜いてあげるとバランスのとれたスタイリングになります。

玄関はどうしても物が多くなってしまいがち。まずは不要なものを片付けて整理整頓を心がけてみてください。そのうえで、インテリアとして何を足せるのか、何を変えたらいいかを考えるのも楽しいものです。花瓶や傘立ても、美しく整理された玄関に置くほうが気持ちいいですよね。

北欧雑貨で子供部屋をもっと楽しく

子供部屋のインテリアにも北欧のエッセンスを取り入れてみるのはいかがでしょうか。例えばモビールは、キネティック・アート(動く芸術)として有名なデンマークの伝統工芸品。同じくデンマークのデザイナーであるKay Bojesen(カイ・ボイスン)のおもちゃは、遊びながら子供の感性を刺激してくれるでしょう。掛け時計には、子供たちに時間の感覚を育んでもらえる知育時計がおすすめ。ナチュラルテイストのデザインなら北欧インテリアにもぴったりです。

子供たちの想像力に働きかけるフレンステッドモビール

『Flensted Mobiles(フレンステッドモビール)』は3世代に渡ってオリジナリティあふれる作品を生み出している老舗モビールメーカー。世界中で高い評価を得る、個性豊かなモビールたちは子供部屋のインテリアにおすすめです。

かわいいゾウさんが向き合っているモビールです。このモビールはフレンステッドモビールを代表する作品。多くの子供たちに愛されてきたモビールです。宙を漂うモビールの姿には独特の愛らしさがあります。動物・乗り物・人物など、豊富なバリエーションのモチーフがあるのもフレンステッドモビールの魅力です。

北欧生まれのおもちゃで豊かな発想を育む

北欧生まれのおもちゃは世界的にも人気の高いアイテム。天然木のナチュラルな風合いと、職人の手仕事による確かなクオリティが魅力です。子供たちが自由な発想で遊べるようなおもちゃが多いのも特長。独特の愛らしい表情を見せるおもちゃには大人のファンも多く、時代を超えて愛されている北欧プロダクトといえます。

デンマークのデザイナーとして知られるKay Bojesen(カイ・ボイスン)のおもちゃは北欧を代表するアイテム。1951年に誕生した『Monkey(モンキー)』はカイ・ボイスンのおもちゃを象徴する一品です。9箇所の可動域によりさまざまなポージングを実現。2種類の木材を使用したぬくもりのあるデザインも魅力です。クマ・ゾウ・カバなど、他にも多くの動物をモチーフにしたおもちゃがラインアップされているので、動物園のように集めても素敵ですね。

子供部屋にぴったりの掛け時計や振り子時計

子供にはしっかりと時間の管理をできるようになってほしいもの。掛け時計はデザイン・機能性ともに子供部屋におすすめしたいアイテムです。知育時計として実用性の高いものや、動きのある振り子時計などタイプもさまざま。ナチュラルなデザインの時計も多いので、北欧テイストを取り入れることも簡単です。

時計メーカー『Lemnos(レムノス)』の知育時計『ふんぷんくろっく』は、時間と分の感覚を理解しやすいつくりが特長。鉛筆の針がかわいいアクセントになっています。何気なく見る掛け時計で無意識に時間感覚を養えるアイテムです。

『modern moose(モダンムース)』の振り子時計は立体的なデザインが特長。動物や自然をモチーフにしたさまざまな振り子時計を生み出しています。ポップでかわいいキャラクターをボディにした、ユニークな動きの振り子時計が人気。子供たちが親しみながら時間に触れることができる振り子時計です。

北欧雑貨はまとめて飾ると効果的

北欧雑貨には魅力的なものがいっぱい。インテリアを素敵な雰囲気にしてくれるものが多くあります。北欧インテリアを目指すなら、インテリア雑貨をまとめたスペースをつくってしまうのも選択肢の一つです。

アクセントをひとつに絞ってみる

デンマークのブランド『ARCHITECTMADE(アーキテクトメイド)』の木製オブジェ『Bird(バード)』がかわいいですね。グリーンやキャンドルスタンドのなかにあっても、存在感が失われることはありません。観葉植物とオブジェは相性の良い組み合わせです。

同じシリーズを複数並べよう

オブジェを中心にしたインテリアコーディネイトです。フクロウをモチーフにしたアーキテクトメイドの置物『Owl(オウル)』を複数並べています。同じシリーズを色違い、サイズ違いで並べるのもテクニックです。

やっぱり「好き」が一番!自分だけの空間をつくる

さまざまなインテリア雑貨を綺麗に並べていますね。ナチュラルなお部屋とマッチして、北欧テイストあふれる空間になっています。美しく並んだリサ・ラーソンなどのオブジェたちがとても素敵。ルイス・ポールセンのペンダントライトが全体の雰囲気を引き締めて、絶妙なバランスを生み出しています。

北欧雑貨はさり気なく飾っても素敵ですが、同じテイストならまとめてあげるとさらに雰囲気が出ます。また、オブジェは「置いておく」ものなのでホコリを被ってしまいがち。そういった点でも、まとめて飾ることでお掃除などのメンテナンスがしやすくなります。動物やキャラクターのモチーフが多く、愛着が湧くオブジェだからこそ「仲間たちと一緒にいさせてあげたい……」という気持ちにもなってしまいますよね。

少ないアイテムでも北欧インテリアはつくれる

すべての空間を同じテイストにするのは難しいもの。それこそ、リノベーションや注文住宅といった話になってしまいます。かといって、テーブルやソファ、ベッドといった値段の高い家具を新調するのも簡単ではありません。
その点、北欧のプロダクトには小さなアイテムでも存在感を発揮するものがたくさんあります。ひとつひとつのアイテムが高いクオリティをもっているからこそです。また、シンプル・ナチュラル・機能美といったデザイン面での共通点が多いことも、統一感のあるインテリアコーディネイトをしやすいという利点につながります。
北欧のプロダクトは、たった一つでお部屋の印象を変えてくれる可能性を持つアイテム。決して多い必要はありません。まずはひとつ、心から大切にしたいと思えるようなアイテムを選ぶことから、北欧インテリアコーディネートを始めてみてはいかがでしょうか。

TOP画像:unsplash.com

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